性格が真逆の“2人のフラッシュ”本編シーンが解禁!エズラ・ミラーの一人二役を監督が絶賛
『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(22)、『ジョーカー』(19)など多くのヒット作を生み出してきたDC。その最新作にして、すべてのヒーロー作品のゲームチェンジャーとなり得る地上最速のヒーロー、フラッシュことバリー(エズラ・ミラー)が主人公として駆け回る『ザ・フラッシュ』が6月16日(金)に世界同時公開される。このたび、バリーと、彼が過去を変えてしまった世界で成長したもう一人のバリーを、エズラ・ミラーが一人二役で演じ分けている本編映像「変身リング編」が解禁された。
地上最速のヒーローとして、バットマン(ベン・アフレック)たちと地球の平和を守るために走り回っているフラッシュは、幼いころに母が殺され、父親が無実の罪を着せられるという悲しい過去を背負っていた。彼はそんな過去を変えようと、母親が殺された日にタイムループし、彼女の命を救うことに成功。バリーが18歳まで無事母親に育てられた世界にたどり着いたフラッシュは、世界の運命を大きく変えてしまったことを知る。
今回解禁されたのは、つらい過去がありながらもヒーローとして戦ってきた、愚痴っぽく内向的な“オールド・バリー”と、両親の愛情を注がれて育ったお調子者の“ヤング・バリー”が会話をするシーンだ。早く元の世界に戻ろうと焦るオールド・バリーと、突然スーパーパワーを得てテンションが上がるヤング・バリーを一人二役で完璧に演じ分けているミラーの演技力が、短いシーンながら垣間見ることができる。
本編のほとんどが2人のフラッシュのやりとりで構成されている本作。ミラーの好演についてアンディ・ムスキエティ監督は「僕たちが描きたかったフラッシュをエズラ・ミラー以上に上手く演じられる人はいないと思います。本作での“2人のフラッシュ”はまさにエズラが演じるためにつくられたキャラクターのように思えるし、実際このユニークな一人二役を、エズラは見事に演じきってくれました」と大絶賛。プロデューサーのバーバラ・ムスキエティも「エズラはすばらしく、最も献身的でプロフェッショナルな俳優でした。彼はこの役のために、肉体的にも、創造的にも、感情的にも、すべてを捧げてくれたし、絶対的に最高でした」と太鼓判を押している。スーパーヒーローたちの激しいバトルはもちろん、若き演技派、エズラ・ミラーの驚異の演じ分けも劇場でたっぷり堪能したい。
文/サードアイ