松岡茉優&窪田正孝W主演!『愛にイナズマ』仲野太賀、趣里、高良健吾ら追加キャスト9名が解禁
松岡茉優と窪田正孝をW主演に迎えた石井裕也監督最新作『愛にイナズマ』が10月27日(金)より公開される。このたび、本作の追加キャストが一挙解禁。あわせて、キャストよりコメントが到着した。
アフターコロナの世界を舞台に、不器用でも精一杯生きる人々を、ロマンスと希望とユーモアで描きだす本作。騙されて大切な夢を奪われた花子(松岡)と、空気の読めない不器用な正夫(窪田)が運命的な出会いをはたし、10年以上音信不通だった花子のどうしようもない父(佐藤浩市)、2人の兄、長男の誠一(池松壮亮)、次男の雄二(若葉竜也)の力を借りて、夢を奪った社会に反撃を仕掛ける物語が展開する。
今回、追加キャストとして花子と正夫を取り巻く豪華9名の俳優陣が発表。社会から理不尽で衝撃的な仕打ちを受ける新人俳優役に、これまでに第45回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞した仲野太賀、徹底的にマニュアルを遵守する機械のような携帯ショップの店員役に、『生きてるだけで、愛。』(18)、次期NHK連続テレビ小説「ブギウギ」のヒロイン役で知られる趣里。また、前時代的なパワハラ社長役に高良健吾、責任逃れをする卑怯な映画プロデューサー役にMEGUMI、自己中なセクハラ助監督役に三浦貴大、従業員の人生を大切にする運送会社の社長役に北村有起哉、社会の不条理を知りながらも懸命に生きる料理屋の店主役に益岡徹が決定。そのほか、中野英雄、鶴見辰吾(声の出演)らの出演も発表された。
仲野は新人俳優という役柄に関して「俳優という職業の危うさ、俳優のみならず時代の流れに抗いようのない人間の弱さを表現出来ればと思い臨みました」とコメント。また、趣里は撮影を振り返り「初の石井組、とても嬉しかったです。少しの参加でしたが、素晴らしいキャストスタッフのみなさんと、心地よい緊張感の中お芝居できたこと、現場を楽しむということを、石井さんが導いてくれて、自分の財産となりました」、高良は石井監督作品の出演に対し「20歳の頃に石井裕也さんの監督作品『ガール・スパークス』を観て衝撃を受け、それから石井裕也さんの作品は注目して追いかけていました。そして、やっと念願の石井組。台本が届いた時は嬉しかったですね」と喜びを語っている。
まさに雷にうたれたような衝撃と、ラストに待ち受ける感涙とはどのようなものなのだろうか?個性豊かな豪華実力派キャストたちの競演をぜひ劇場で目撃したい。