中島みゆきがアニメ映画に楽曲を書き下ろし!岡田麿里脚本&監督作『アリスとテレスのまぼろし工場』の主題歌に決定
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」など、脚本家として幾多の名作アニメを生みだし、監督デビュー作『さよならの朝に約束の花をかざろう』(18)で国内外から高い評価を集めた岡田麿里の監督第2作『アリスとテレスのまぼろし工場』が9月15日(金)より公開。このたび本作の主題歌を、日本を代表するシンガーソングライターの中島みゆきが担当することが発表された。
アニメスタジオMAPPA初のオリジナル劇場アニメとなる本作。突然起こった製鉄所の爆発事故によってすべての出口を失い、時まで止まってしまった町で暮らす中学3年生の正宗。変化を禁じられ、鬱屈とした日々を過ごすなか、謎めいた同級生の睦実に導かれ、製鉄所の第五高炉へと足を踏み入れる。そこにいたのは、喋ることのできない野生のオオカミのような少女だった。
中島の楽曲を普段から愛聴している岡田監督から依頼を受け、台本に心打たれたという中島が書き下ろした主題歌のタイトルは「心音(しんおん)」。これまで「家なき子」の主題歌となった「空と君のあいだに」や、「Dr.コトー診療所」の主題歌となった「銀の龍の背に乗って」など、様々なドラマやテレビ番組などに主題歌を提供してきた中島だが、アニメーション映画のために主題歌を書き下ろすのは今回が初めてとなる。
岡田監督はこの楽曲について「『心音(しんおん)』が流れてきた瞬間、正面から強い風がぶわっと吹いた気がしました。スタジオの景色がすべて吹っ飛んでいき、この物語の主人公である正宗と五実、睦実の姿が見えました」と喜びのコメントを寄せている。岡田監督が新たに作りだしたオリジナルストーリーを、中島の力強い歌声がどのように彩るのか。続報に乞うご期待。
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中島みゆき&岡田麿里からコメントが到着!
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