B級映画史上最高の面白さ!?『悪魔の追跡』リバイバル上映決定、ティザービジュアルも到着

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B級映画史上最高の面白さ!?『悪魔の追跡』リバイバル上映決定、ティザービジュアルも到着

エンタテインメントに徹した数多のB級映画の中でも史上最高の面白さを誇るといっても過言ではない『悪魔の追跡』(75)が9月1日(金)よりリバイバル上映されることが決定。あわせて、ティザービジュアルも解禁となった。

【写真を見る】『イージー★ライダー』のピーター・フォンダ、『ワイルドバンチ』のウォーレン・オーツが主演を務める
【写真を見る】『イージー★ライダー』のピーター・フォンダ、『ワイルドバンチ』のウォーレン・オーツが主演を務める[c]1975 Twentieth Century Fox Film Corporation. Renewed 2003 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

『ローズマリーの赤ちゃん』(68)、『エクソシスト』(73)、そして近年では『へレディタリー/継承』(18)など映画作品に登場する悪魔の存在は長きに渡り人々を恐怖させ、『ウィッカーマン』(73)、『ミッドサマー』(19)と、絶対的な真理や崇拝に突き動かされる熱狂的なカルト集団を描く映画も数々上映されてきた。本作は、そんなサタニック・カルト集団の登場にカーアクション、ロードムービーの要素が加わった、“奇跡のB級映画”として堂々と君臨するエンタテインメント作品となっている。

実際に“悪魔崇拝者の巣窟“と言われていたアメリカ、テキサスを舞台に、最高のバカンスを過ごす予定が、あるとんでもない儀式を目撃してしまったばかりに、悪魔集団から追われる羽目になってしまった2組の夫婦の物語が展開する。主演を務めるのは『イージー★ライダー』(69)、『ダーティ・メリー クレイジー・ラリー』(73)のピーター・フォンダ、『ワイルドバンチ』(69)、『ガルシアの首』(74)のウォーレン・オーツ。クエンティン・タランティーノの『パルプ・フィクション』(94)でもフィーチャーされた『殴り込みライダー部隊』(70)を手がけ、また『ランボー』(82)でシルベスター・スタローン演じるランボーを追い詰めるもヘリから転落死する保安官を演じるなど俳優としても印象的な姿を見せるジャック・スターレットが監督を務めた。

リバイバルの公開決定にともない解禁されたティーザービジュアルは、そびえ立つ禍々しい存在感を放つ木に「見てはいけないものを見てしまったら」というキャッチコピーが添えられた、不安と好奇心を駆り立てるデザインとなった。


まだまだレジャーシーズンも続く残暑の9月に公開される本作。ぜひこのタイミングでこのホラーエンタテインメントを劇場で目撃してほしい。

文/鈴木レイヤ

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