高橋文哉、『交換ウソ日記』七夕初日に真面目な願い披露するも「テンションが違うっぽい」
累計65万部を突破した櫻いいよによる青春小説を実写映画化した『交換ウソ日記』の初日舞台挨拶が7月7日、都内で開催。主演の高橋文哉と桜田ひよりが、茅島みずき、曽田陵介、齊藤なぎさ、板垣瑞生、そして竹村謙太郎監督らと浴衣姿で参加した。
七夕にちなんで願い事を発表。トップバッターの高橋は「願わずとも叶いますように」とフリップにしたためて「美味しいものを食べたいとか身長が高くなりたいとか、小さなことに惑わされずに生きていきたい。願わずとも叶うくらい努力を惜しまず、明日を見て前向きに後ろを振り返らずに」と解説。しかし真面目過ぎる返答に登壇者から「カッコいいけれど、この後出しづらくなったぞ」との突っ込みが入ると、高橋は「確かに僕も今みんなの願い事が見えてテンションが違うっぽいなと思った」と照れ笑いだった。
桜田は「犬に囲まれたい」と願い「動物からは癒しをもらえるので、ちょっとずつ飼い犬を増やして幸せで自分を囲いたい」と発表。齊藤は「少食になりたい」と書いて「私は怖がられるくらい食べる。もう少し胃に物を入れないようにしたい。好きなのはチョコレート」と明かした。そんな齊藤の爆食いを目撃したことのあるという茅島は「本当に引くくらい食べる。春雨スープを食べた後に豚骨ラーメンを食べてその後にタコ焼き。こんなに食べる人初めて見た」と驚き、少食という竹村監督からは「我慢する!」とシンプルなアドバイスを受けていた。
恋愛映画初主演の高橋は「この映画が完成して初めて観た瞬間に公開日を早く迎えたい、多くの皆さんに届いて観てほしい、感じてほしい映画だと思った。こうして無事に初日を迎えられて嬉しい。噛めば噛むほどキュンキュンする映画です」とアピール。桜田も「こうしてみんなで舞台に立って観客の皆さんの顔を見ることが出来て嬉しい気持ちでいっぱい」と封切りを喜んでいた。
また高橋は、桜田の両頬を片手でつまむ“むにゅキュン”ポーズに触れて「やるタイミングの心情で掴む強さも違う。今どんな気持ちでやっているのか、それをどれだけリアルに届けられるのかを考えた」と回想。つままれる側の桜田は「やられているときは緊張して心臓が違うところに行っている感覚だったので、私は何も感じられませんでした」と笑わせた。
取材・文/石井隼人