トットちゃん声優に7歳の大野りりあなが大抜擢!『窓ぎわのトットちゃん』特報映像&ティザービジュアルも到着
国境も世代も越えて愛される、黒柳徹子の自伝的物語を「劇場版ドラえもん」シリーズの八鍬新之介がアニメ映画化した『窓ぎわのトットちゃん』。このたび、本作の公開日が12月8日(金)に決定し、さらにトットちゃんの声優を子役の大野りりあなが務めることが明らかになった。
全てに好奇心旺盛でお話好きな小学一年生のトットちゃん(=黒柳徹子)は、落ち着きがないことを理由に通っていた小学校を退学になってしまう。そこでトットちゃんは、東京の自由が丘に実在した“トモエ学園“に転校し、まだ多様な個性が認められていない当時としては珍しい、子どもの自主性を重んじる教育を掲げる学園の、ユニークな校風と恩師、小林校長先生や友人たちと出会っていく。
このたび、そんなトットちゃんを演じるキャストが決定。今回オーディションを勝ち抜き、役を掴んだのは、7歳の大野りりあな。雑誌「ぷっちぐみ」のぷっちモデル2023を務めるほか、「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」、UR賃貸住宅のテレビCMなどにも出演する、注目を集める子役の一人。愛らしい雰囲気と7歳とは思えない大人顔負けの対応力をあわせ持つ大野は「年長さんの時に将来、女優やアナウンサーの道に進みたいと思いました。でも、成功するかどうか不安だった5歳の時、お母さんが徹子さんの『窓ぎわのトットちゃん』の本を買って読んでくれました。『こうやって勇気を出して成功している人がいるんだな』と思い、勇気をもらったので本当に感謝しています。友達関係のことや色んなことが書いてあって、おもしろいし感動するところがとっても大好きです」と、以前から黒柳に憧れを抱いていたことを明かし、黒柳と初対面を果たしたことに対し「夢かと思って自分のほっぺをビンタしてみたら本当に痛くって…。『やっぱり夢じゃないの⁉』と思ったら、震えちゃうくらいびっくりして。でも憧れの徹子さんに会えたのが本当に嬉しくて、いまにも泣きそうなくらいです!」と興奮を隠しきれない様子。
そんな元気いっぱいの大野の様子に黒柳も「小さい頃のイキイキしている感じがとっても出ていて。私もあんな感じだったのかなと思い返して、トットちゃんのイメージにぴったりで嬉しかったです」とコメントを寄せた。また本編のアフレコに臨む大野へのアドバイスを求められた黒柳は、「もうトットちゃんのようなので、アドバイスは必要ないと思います。元気にやってくだされば大丈夫」と太鼓判を押した。
あわせて解禁となった特報は、“トモエ学園“の前に佇むトットちゃんから始まる。犬に話しかけたり、友だちを驚かせたり、教室にある自分の机に頬を寄せたりとお転婆で表情豊かなトットちゃんの姿が色鮮やかに描かれる。「ト、モ、エ?」と不思議そうな声で話す冒頭とはうって変わり、中盤には黒柳が太鼓判を押す、大野が演じる明るく元気なトットちゃんの声が弾けていく。朗らかな表情でトットちゃんの話に耳を傾ける小林校長先生や、自己紹介をするトットちゃんを明るい笑顔で迎え入れる個性豊かなクラスメイトたち、心配そうに顔を見合わせながらもトットちゃんの愛情が溢れる両親といったトットちゃんを取り巻くキャラクターたちも次々に登場。そして黒柳と大野の世代を超えた2人の“トットちゃん“が映画タイトルを呼びかける。
さらに、電車の中から外を眺めるトットちゃんの姿が印象的なティザービジュアルも解禁。桜、ひまわりやアジサイ、紅葉した木の葉、雪の結晶と春夏秋冬をイメージしたアイテムが散りばめられた、トットちゃんの成長を期待させる仕上がりになっている。
日本だけでなく、世界中で愛される、黒柳徹子の子ども時代を描く本作。天真爛漫なトットちゃんの愉快な日常がどのように描かれていくのか、続報に期待したい。