北欧発のメディケーションホラー『シック・オブ・マイセルフ』10月13日に公開決定!

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北欧発のメディケーションホラー『シック・オブ・マイセルフ』10月13日に公開決定!

強烈な承認欲求に飲まれる女性を主人公にした、嫌悪と共鳴が止まないメディケーションホラー『シック・オブ・マイセルフ』の公開日が10月13日(金)に決定。あわせて、本作のティザービジュアルも解禁された。

【写真を見る】北欧ノルウェー、オスロから生まれた、破滅的な自己愛を描くメディケーションホラー『シック・オブ・マイセルフ』
【写真を見る】北欧ノルウェー、オスロから生まれた、破滅的な自己愛を描くメディケーションホラー『シック・オブ・マイセルフ』[c]Oslo Pictures / Garagefilm / Film I Väst 2022

本作は、現代を生きる女性たちの心を掴んだ『わたしは最悪。』(21)が記憶に新しい北欧ノルウェー、オスロから生まれた、破滅的な自己愛を映しだした異色の“セルフラブ”ストーリー。誰しもが持っている承認欲求をテーマに、他人からの注目を集めたい主人公が次第に自身を見失っていく姿を、シニカルに、そして極端なまでにコミカルに描きだす。カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で絶賛されると、欧米を中心に世界の映画祭で脚光を浴びた本作。アメリカでは小規模公開にも関わらずスマッシュヒットを記録し、拡大上映されたことでも大きな話題を呼んだ。脚本、監督を務めたのは本作が長編2作目となる新鋭クリストファー・ボルグリ。ボルグリの次回作『Dream Scenario』はA24製作、ニコラス・ケイジ主演、アリ・アスタープロデュースで製作されることが発表されている。

このたび解禁されたのは、数々の映画の宣伝美術を手がける大島依提亜がデザインを担当したティーザービジュアル。クリスティン・クヤトゥ・ソープ演じる主人公のシグネが謎の薬を口にしようとするシーンが切り取られているが、この薬は、とある副作用を引き起こすことで知られている危険なもの。柔らかい色合いとポップなデザインのなかに、そんな不穏な要素が隠されている。さらに添えられた「最狂の承認欲求モンスター誕生。」のキャッチコピーと危険物を自ら体内に取り入れようとしているシグネの姿とが相まって、ただならぬ展開を予感させるビジュアルに仕上がった。


彼女の病的なまでの自己顕示欲はどこまで膨れ上がっていくのだろうか?嫌悪を感じるほどに剥き出しで暴走する自己愛の行方をぜひ劇場で目撃してほしい。

文/鈴木レイヤ

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