「ボーダーランズ」実写映画にケイト・ブランシェットら出演!カオスな惑星"パンドラ”で大暴れ
世界最大級のポップカルチャーの祭典「サンディエゴ・コミコン2023」において、世界的人気ゲーム「ボーダーランズ」の実写映画版が2024年8月9日(金)に北米公開されることが発表になった。
2009年に第1作が発売されたFPSスタイルのアクションRPG「ボーダーランズ」は、これまで全世界でシリーズ累計6800万本以上を売り上げ数々のゲーム賞を受賞。2015年に「ソウ」シリーズなどで知られるリー・ワネル主導で映画化の開発がスタートし、その後ワネルはプロジェクトから離脱。2020年に『ホステル』(05)や『グリーン・インフェルノ』(13)のイーライ・ロス監督が監督に就任したことが報じられた。
謎めいた過去をもつ悪名高きトレジャーハンターのリリスは、宇宙の大物アトラスの行方不明になった娘を探すため、しぶしぶながら故郷の惑星パンドラへ戻る。そこで元エリート傭兵のローランドや爆弾娘タイニー・ティナ、ティナの保護者のクリーグ、科学者のタニス、そして賢いロボットのクラップトラップとチームを組んだリリスは、宇宙の運命をかけてエイリアンや危険な盗賊たちと戦いを繰り広げていく。
主人公のリリスを演じるのは、『TAR/ター』(22)で第95回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたケイト・ブランシェット。ローランド役には「ジュマンジ」シリーズのケヴィン・ハート、タイニー・ティナ役には『バービー』(8月11日公開)にも出演する現在15歳のアリアナ・グリーンブラット、クリーグ役は「クリード」シリーズのフロリアン・ムンテアヌ。
さらに『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(22)でオスカー女優の仲間入りをはたしたジェイミー・リー・カーティスがタニス役を、アトラス役には『ジャングル・クルーズ』(21)などのエドガー・ラミレスが演じる。また、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』でクッパ役を演じたジャック・ブラックが、「ボーダーランズ」のマスコットキャラクターであるクラップトラップの声を担当する。
2021年の春に撮影が完了し、今年初頭には『デッドプール』(16)のティム・ミラーが指揮を執って追加撮影が行われたことでも話題沸騰。近年ヒット作が相次いでいるビデオゲーム原作映画に、新たな1ページを刻むであろう本作。日本での公開情報など続報に乞うご期待!
文/久保田 和馬