GENERATIONS片寄&メンディー&中務に高校生が大熱狂!「みんなでホラー映画観るのはめちゃくちゃ楽しい」
「呪怨」シリーズの清水崇監督がメガホンをとり、GENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーが全員本人役として出演する『ミンナのウタ』(8月11日公開)の「さな presents 真夏の学生試写会」が24日、東京都大田区にある東京高等学校にて開催。GENERATIONSの片寄涼太と関口メンディー、中務裕太、そしてメガホンをとった清水監督が、368人の生徒たちからの大歓声に迎えられながら登壇した。
人気ラジオ番組でパーソナリティを務めるGENERATIONSの小森隼は、ラジオ局の倉庫で30年前に届いたまま放置されていた一本のカセットテープを発見。その後収録中に不穏なノイズと共にある声を聞いた小森は、突然姿を消してしまう。数日後にライブが控えていることから事態を早急かつ秘密裏に解決しようとしたマネージャーの凛(早見あかり)は、元刑事の探偵・権田(マキタスポーツ)に捜査を依頼。聞き取り調査を進めるなか、ほかのメンバーたちも“少女の霊”を見たと証言していき…。
映画本編を観終えたばかりの生徒たちの反応を受け、満面の笑みを浮かべながら挨拶したGENERATIONSの3名。関口は「こうやってみんなでホラー映画を観るのは、肝試し感あってめちゃくちゃ楽しい」と、メンバー同士で試写室で観た際に佐野玲於が特に怖がっていたことを明かして大盛り上がり。そして特に怖かったシーンとして、中務が劇中に登場する少女の霊=さなの母親と対峙するシーンが挙がると、中務は「撮影中も怖かったです」と振り返る。
一方で片寄は、中務が権田からの聞き取り調査を受けるためにホテルの部屋に入ってくるシーンを挙げ「様子のおかしさが怖かった。なかなか普通の人に出せない空気感」と慄いた表情を見せると、中務は「あれは通常運転。普段からあんな感じ」と飄々とした様子。そして特報映像でも登場する、関口がホテルの廊下でさなに抱きつかれるシーンの話題が出ると、再び中務から「その直前にメンディーくんが楽曲を爆音で聴いて踊り狂っているところが一番怖かった」と笑いを誘うコメントが飛びだすなど、終始和気あいあいとしたムードでトークが進められていく。
続けて、会場に集まった生徒からの質疑応答のコーナーに突入。インターハイを控えた陸上部の生徒から「学生時代に部活動など、どんなことに取り組んでいたか」という質問に対し、片寄は「高校のころはもうGENERATIONSだったのですが、中学のころはサッカーの練習で泥だらけの毎日でした」と振り返り、中務は「僕はずっとダンスをしていて、文化祭で踊らされてスーパーヒーローみたいになりました」と当時のエピソードを語る。
そして関口は「高校のころは野球をやって甲子園を目指していたのですが、この世界に入って始球式のオファーをいただき133kmの球を投げてニュースになった。一生懸命やってきたことが報われて、自分のなかですごい財産になりました。一生懸命向き合えばいいことがあります」と生徒にエールを送った。
その後も幾つかの質問が寄せられていくなか、突如として会場の照明が消えて真っ暗に。するとどこからともなくさなが現れて生徒たちからは悲鳴にも似た歓声が沸き起こる。さらにステージ上にはさなと同じように制服&おかっぱ姿でSNS上で話題沸騰中のダンスチーム「アバンギャルディ」が登場。GENERATIONSの歌う主題歌「ミンナノウタ」に乗せてオリジナルダンスを披露し、会場のボルテージは最高潮に。
パフォーマンスを間近で見た片寄は「こんなにも怖いパフォーマンスがあったのかという驚きと、生徒の皆さんのリアクションが最高で感動しました」と大満足。中務も「こういうジャンルのダンスが好きなのでワクワクしました。そろっていてとても素敵です。(「ミンナノウタ」には)まだ振り付けがないのですが、これを公式振り付けにしようと思います」と惚れ惚れした様子で語っていた。
取材・文/久保田 和馬