福士蒼汰&松本まりかW主演『湖の女たち』公開時期が2024年初夏に正式決定!謎に満ちた特報も

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福士蒼汰&松本まりかW主演『湖の女たち』公開時期が2024年初夏に正式決定!謎に満ちた特報も

吉田修一による“現代の黙示録”とも言うべき同名小説を実写映画化する『湖の女たち』。このたび、本作の公開時期が2023年11月から変更され、2024年初夏に正式に決定したことが明らかに。さらに、本作の特報映像が解禁となった。

『MOTHER マザー』(20)の大森立嗣が、第35回モスクワ国際映画祭で日本映画では48年ぶりとなる審査員特別賞獲得という快挙を成し遂げた『さよなら渓谷』(13)ぶりに吉田とタッグを組む本作。琵琶湖湖畔の介護施設で100歳の老人の殺害事件をきっかけに出会った謎を追う刑事と、容疑者の疑いをかけられた介護士の女が恐るべき真実に飲み込まれていく姿を描く。刑事、濱中圭介役の福士蒼汰、介護士である豊田佳代役の松本まりかがダブル主演を務め、事件が行き詰まるにつれて特殊な関係性になっていく刑事と容疑者という難役を演じ切った。

今回解禁となった特報映像は、濱中(福士)と豊田(松本)の危険な関係を捉えたもの。薄暗い倉庫のなか、顔の見えない濱中がソファに腰をかける視線の先には、全裸で身を伏せている豊田の姿が。衝撃的なシーンの合間には「この世界は美しいだろうか」という意味深な問いかけが映しだされる。心のひずみを表すかのように鳴り響くバッハの「シャコンヌ」。切り裂くようなヴァイオリンの音色に隠された事件の真相に好奇心がそそられる映像となった。

さらに、画家の諏訪敦による解説が収録された、原作の文庫本が7月28日(金)より発売されることも明らかになった。湖畔の事件から始まり、歴史的に続いてきた日本の負の遺産を読者に突きつけるスケールの大きさが話題となった意欲作となっている。


濱中と松本の2人には一体なにが起きるのだろうか?本作で描かれる恐ろしくも美しいサスペンスミステリーに期待が高まる。

文/鈴木レイヤ

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