佐野玲於が恐怖に震え上がる!『ミンナのウタ』背筋が凍る本編映像
大ヒットホラー映画「呪怨」シリーズを手掛け、近年では『犬鳴村』(20)が話題の「恐怖の村シリーズ」を手がけた、Jホラーの巨匠、清水崇監督の最新作『ミンナのウタ』が、8月11日(金)より公開される。本作より、背筋が凍るような本編映像が到着した。
人気ダンス&ボーカルグループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友が全員本人役で出演する本作。小森がパーソナリティを務めるラジオ番組に届いた1本のカセットテープ。番組収録中に「カセットテープ、届きました…?」という少女らしき声を耳にした彼は、突然姿を消してしまう。マネージャーの凛(早見あかり)に依頼され、探偵の権田(マキタスポーツ)が調査を始めるが、次第にGENERATIONSのメンバーが恐怖の連鎖に巻き込まれていく、という現実とフィクションが曖昧になった世界を描いた物語だ。
小森が姿を消した翌日、GENERATIONSのほかのメンバー全員はマネージャー、凛の指示でホテルに隔離され、事態が収束するまで探偵、権田の聞き取り調査が行われることに。メンバーそれぞれが不安や恐怖を感じるなか、深夜、佐野は人目を避けてホテルを抜けだす。小銭を手に自動販売機に近づくと、なにやら物音が。そこには、自販機の下に這いつくばってなにかを探している人物がいた。佐野が心配して「あのー、大丈夫」と近づくと、その先には自販機の下に頭ごと突っ込み、手足を異様に動かす制服を着た少女が。絶対に人間が入れるわけがない隙間に頭を入れ、不気味でいびつな動きをする彼女の細い腕には血がついている。そして「ねえ、佐野くん、歌ってくれたね…」と頭の中に直接響き聞かせるように語りかけ、動揺した佐野は震えながら足早に逃げだす。夜の自動販売機に近づくことも恐ろしくなるような、日常と隣り合わせのリアルさと禍々しさのある映像となっている。
しかし。この一幕で見せた怪異はほんの序章に過ぎず、ここからさらなる恐怖の連鎖が始まっていく。本作を試写で一足早く見たホラー映画マニアたちからも、絶叫&絶賛の声が上がっている。ホラー映画取締役は「ちょっ、これ、こえええええぇぇぇぇ久しぶりにホラー映画で鳥肌が立った。『ミンナのウタ』は“聴くホラー”でもある。散りばめられた些細な“音”も聴き逃さないで」、人間食べ食べカエルは「怖い映画は数あれど、禍々しさを秘めた作品はそう多くない。しかし、この映画は禍々しい。GENERATIONSが全員実名で登場するからこそ成立した恐怖。しかもこれは後に引きずる厄介な怖さ。早くあのメロディーを忘れなきゃ」、怪談家のぁみは「何度も鳥肌。とても華やかなのに湿度が高くて不気味で凄かったです。怪談好き的にも嬉しくなるような恐怖描写もあり、実在&往年の恐怖ネタも登場したり、山川真里果さんが圧巻だったり、見応え抜群でした」、そして「cowai」編集長の福谷修「『呪怨』の清水崇が帰ってきた。容赦のない恐ろしさと、異常な緊迫感が全編を覆う傑作。令和の時代、こんなJホラーを見たかった」と、数多くのホラーを体験しているマニアたちも震撼。
公開を間近に控えた『ミンナのウタ』。ぜひ映画館で鑑賞して、メロディから始まる恐怖の連鎖を堪能していただきたい。
文/サンクレイオ翼