「劇場版名探偵コナン」シリーズ最新作大ヒット記念!金ローで『天国へのカウントダウン』『純黒の悪夢』放送
「劇場版名探偵コナン」シリーズの第5作『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』(01)と第20作『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』(16)が、9月15日(金)と22日(金)の「金曜ロードショー」で放送されることが明らかとなった。
今年の劇場版名探偵コナン『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(23)は興行収入135億円を突破し、シリーズ歴代No.1の大ヒットを記録。最新作は“黒ずくめの組織”と対峙する作品で、灰原哀(声:林原めぐみ)がキーパーソンとなった。今日8月18日は語呂合わせで8(は)1(い)8(ばら)となる通称「灰原の日」ということもあり、ネットを中心に「名探偵コナン」の灰原哀の話題で盛り上がっている。
そんな「灰原の日」に、劇場版最新作の公式サイトでは、いよいよ迫る閉幕(クロージング)に向け“黒”にまつわる企画が集結した「ブラッククロージング」が発表され、様々な施策が展開されることが発表済み。そこで「金曜ロードショー」では、「劇場版名探偵コナン」シリーズから黒ずくめの組織が登場する2作品をオンエアする。
15日(金)放送の『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』は、劇場版で初めて黒ずくめの組織と対峙した作品。舞台は富士山が一望できる、西多摩市のツインタワービル。殺害された被害者のそばに必ず割れたお猪口が残されていたことから、連続殺人事件として捜査される。そんな中、黒ずくめの組織と灰原哀の怪しい動きに気づいたコナン(声:高山みなみ)は警戒を強める。さらにビルの中階で謎の爆発が発生し、多くの事件関係者がビルに取り残されてしまう。
大迫力のアクションシーンも楽しい本作だが、灰原の心の動きにも注目。灰原哀は黒ずくめの組織に実の姉、宮野明美(声:玉川砂記子)を殺害されてしまったことから、悲壮感、孤独感をずっと一人で抱えていた。その暗さに光を照らしたのはコナンら少年探偵団たち。仲間思いで勇気があり、抜群の行動力で今回も事件を捜査。そんな少年探偵団のピュアな気持ちに触れ、灰原哀の孤独感も少しずつ癒えていくのだった。
そして22日(金)放送の『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』は、劇中で黒ずくめの組織と全面対決を展開。警察庁のサーバールームに何者かが侵入、機密データを盗んで逃走した。安室透(声:古谷徹)と赤井秀一(声:池田秀一)が壮絶なカーチェイスを繰り広げながらこれを追うが、取り逃がしてしまう。翌日、東都水族館を訪れたコナンと少年探偵団は、記憶を失った謎の女に遭遇。女の正体を探ろうとするコナンをよそに、少年探偵団の歩美(声:岩居由希子)、光彦(声:大谷育江)、元太(声:高木渉)は女と意気投合し、一緒に観覧車に乗り込むが、女は突然発作を起こし、謎の単語を呟き倒れてしまう。
タイトルに『純黒』とあるように黒ずくめの組織が勢ぞろいし、組織のナンバー2「ラム」の右腕と言われる「キュラソー」というコードネームの新メンバーも登場。それだけでなくコナン、灰原哀、安室透、赤井秀一、水無怜奈(声:三石琴乃)と、黒ずくめの組織にとって“ダブルフェイス”なキャラクターが一堂に会する重要作だ。
「金曜ロードショー」では、今回の2作品の本編終了後に“黒”にまつわる特別映像もあるとのこと。黒ずくめの組織をフィーチャーした劇場版2作品に注目だ。
文/スズキヒロシ