岡田准一、映画『関ヶ原』に「出られたことに涙が出る」
司馬遼太郎の歴史小説を映画化した『関ヶ原』(8月26日公開)の完成披露イベントが、7月18日にアーバンドックららぽーと豊洲のシーサイドデッキで開催。岡田准一、有村架純、平岳大、東出昌大、伊藤歩、滝藤賢一、西岡徳馬、役所広司、原田眞人監督がレッドカーペットを歩いた。岡田は「中身よりも、(この作品に)出られたことに涙が出る」と感無量の表情を見せた。
関ヶ原の合戦が描かれる本作に合わせ、大砲や火縄銃を構えた甲冑隊がレッドカーペットに登場!大砲の轟音が鳴り響き、まさに戦国時代にタイムスリップしたかのよう。豊洲に、天下分け目の地“関ヶ原”が再現された。
岡田は「誰も挑戦しえなかった、30年間なかなか作られることがなかった司馬遼太郎先生の作品がこうやって完成し、みなさんに報告できることをうれしく思っています」と喜びを口にした。
有村は「時代劇が初めてで、すごく戸惑いがありました。アクションもありましたし。でも、刺激的な撮影で、大切な時間を過ごさせていただいた現場です」と力強く語った。
役所も「原田監督が描いた独特の戦国の映画になっていると思います。岡田くんが汗水たらして動き回り、新しい三成像を作り上げてます」と岡田を称えた。
『関ヶ原』は、正義で世の中を変えようとする石田三成や、天下取りの野望を抱く徳川家康ら、武将たちそれぞれの思惑がつづられる時代劇。『日本のいちばん長い日』(15)の原田眞人監督がメガホンをとった。【取材・文/山崎伸子】
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