「人生で一番怖い」最恐ホラー『呪詛』が、禍々しいフィギュアやゲームに…さらに続編も?
2022年3月に台湾で公開されるや“台湾映画史上もっとも怖い”と評価され、その年の台湾映画ナンバーワンの大ヒットを記録。日本でも同年夏にNetflixで配信されるや週間映画ランキングで1位に輝くなど大きな話題をさらった『呪詛』(Netflixにて配信中)。それから1年近くが経ったいま、再び本作にさまざまな動きが見られている。
2000年代に台湾南部のとある町で起きた、カルト教団の家族にまつわる実話から着想を得たという本作は、“ファウンドフッテージ”というモキュメンタリー映画の人気手法が取り入れられたアジアンホラー。宗教施設で禁忌を破り、その呪いを受けることとなったリー・ルオナンを主人公に、その呪いが自分の娘にも降りかかったと知った彼女が、娘を守ろうとする姿が描かれていく。
様々な“不気味なもの”が登場する本作の劇中に登場し、災いの源流として絶大なインパクトを放っていたのが「大黒仏母」。“絶対に入ってはいけない地下道”の最深部に佇み、見るものをゾッとさせる禍々しくも蠱惑的な造形。まず紹介するのは、その姿を完全再現した「大黒仏母」コレクティブルスタチューだ。
台湾での販売時には入手困難になるほど注目を集めた本製品が、ケヴィン・コー監督との直接交渉を経て、このたびアメコミ映画やホラー映画など映画ファン垂涎のアイテムを数多く取りそろえる「豆魚雷」にて販売が実現。実在する神仏像のようでありながら、輪切状の胴体や身体中に刻まれた経文など、不可解で奇妙な意匠を持つ姿が忠実に再現されている。
サイズは1/6スケール(約30センチ)と、1/4スケール(約45センチ)の2種類が用意されているが、1/4スケールは残念ながらすでに予約受付が終了。1/6スケールの方は「豆魚雷」の公式ホームページにて予約受付中だ。しかも日本限定特典として、これまた不気味な赤子の姿がかたどられた判子が付属。印面には劇中に繰り返し登場するあの印が…。ぜひチェックしてほしい。
また先日、ケヴィン・コー監督の公式X(旧Twitter)において、本作のゲーム化のプロジェクトがファーストルック映像の投稿と共に公開された。詳細についてはまだ明らかになっいてないが、台湾のSoftstar Entertainmentが制作を務め、PC向けゲームとしてリリースされるとのこと。続報に乞うご期待だ。
すでに続編の製作決定もアナウンスされている『呪詛』。もともとケヴィン・コー監督は本作を3部作として構想していたことも明かしており、まだまだその“呪い”は拡大していくことだろう。まだ作品を観ていないという人はいまのうちにNetflixにアクセスし、今後の展開に備えてみてはいかがだろうか。
文/久保田 和馬
メーカー :oneone
販売価格 :55,000円(税込)
発売時期 :2023 年12月予定(予約受付中)
サイズ :高さ 約30cm×幅 約27cm×奥行 約23cm
詳細については商品ページをご確認ください
■呪詛/ 大黒仏母 1/4スケール コレクティブルスタチュー
メーカー :oneone
販売価格 :132,000円(税込)
発売時期 :2023 年12月予定(予約受付終了)
サイズ :高さ 約45cm×幅 約40cm×奥行
詳細については商品ページをご確認ください