二宮和也、なにわ男子・藤原丈一郎に仕掛けたイタズラ成功で「ニヤニヤ」

イベント

二宮和也、なにわ男子・藤原丈一郎に仕掛けたイタズラ成功で「ニヤニヤ」

ビートたけしが70歳にして初めて書き上げた恋愛小説を、主演に二宮和也、ヒロインに波瑠を迎えて映画化した『アナログ』(10月6日公開)。本作の完成披露舞台挨拶が8月28日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、二宮と波瑠をはじめ、桐谷健太、浜野謙太、藤原丈一郎、板谷由夏、タカハタ秀太監督が登壇した。

『アナログ』の完成披露舞台挨拶が開催された
『アナログ』の完成披露舞台挨拶が開催された

手作り模型や手描きのイラストにこだわるデザイナーの悟(二宮)と、携帯を持たない謎めいた女性、みゆき(波瑠)の恋を描く本作。悟とみゆきは喫茶店で偶然出会い、連絡先を交換せずに「毎週木曜日に、同じ場所で会う」という約束をしてかけがえのない時間を過ごすが、悟がプロポーズを決意した当日、みゆきが突然に姿を消してしまう。タカハタ監督は「ラブストーリーを撮りたいと思ったことは、これまで全然なかった」そうだが、「たけしさん原作ということで早々に読ませていただいて、『これは撮ってみたいな』と思いました。読みながら『これは二宮和也さんにお願いしたいな』と思っていました」と映画化の経緯を語っていた。

『アナログ』舞台挨拶に登壇した二宮和也
『アナログ』舞台挨拶に登壇した二宮和也

「毎週木曜日に、同じ場所で会う」という約束をする主人公たちにちなみ、この日はそれぞれが「毎週の習慣にしていること」を明かすことになった。二宮は「僕は動画を水曜日と日曜日に上げているので、毎週月曜日と金曜日がデッドラインだと思って生きています。決まったお仕事というのが今までそんなになかったんですが、そういうリズムになりました」と動画の配信ペースが生活リズムを作っているという。司会から「(動画の作業に)追われている感じですか?」と話を向けられると、「いまは追われています」と苦笑い。「いまは(堺雅人演じる)乃木さんにも追われているので。ダブルで追われちゃっている」と、出演中の日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」ネタで会場を笑わせていた。


『アナログ』舞台挨拶に登壇した波瑠
『アナログ』舞台挨拶に登壇した波瑠

「家で植物を飾っている」という波瑠は、「最近初めて挑戦しているんですが、伸びたツルを切って、水苔に浸して、根っこを出させることに挑戦している」と回答。二宮から「なにが起こるの?」と興味を向けられると、「どんどん増えるんです。お店の人に『1週間、2週間で根っこが出てきますからね』と教えてもらって。私は何週間後とか数えたことがなかったんですが、最近は植物の状態を見るために『1週間だ、2週間だ』と(数えて)確かにいい感じになってきたかもって。楽しい習慣になっています」と暮らしに変化があったと話した。

『アナログ』舞台挨拶に登壇した藤原丈一郎
『アナログ』舞台挨拶に登壇した藤原丈一郎

悟を慕う大阪支社の後輩、島田紘也役を演じる藤原は、「毎週日曜日に水槽を洗う。小さいフグを3匹飼っている。使った歯ブラシとかで、水槽を洗っています。SDGsです!」とにっこり。すると26、27日はなにわ男子のメンバーで「24時間テレビ46」のメインパーソナリティーを務めていたことから、二宮から「昨日はどうしたの?」とツッコまれるひと幕も。藤原は「昨日は24時間ずっとしゃべっていて疲れたので、お休みしました」と白状していた。

さらに「皆さんとは初めての共演で、二宮くんともお芝居では『初めまして』。すごく緊張していた」と告白した藤原は、撮影中に二宮の行動で印象的なことがあったという。「二宮くんはたくさん後輩と共演しているので、距離の縮め方がうまい方だなと感じました。撮影が終わってからも、わざわざ『今日はありがとうね。また明日、よろしく』と言いに来てくださった。『うわ、優しいな!』と思った」と気配りに心を打たれたものの、「帰りに靴を履こうと思ったら、両足の靴紐が結ばれていたんですよ。それを見に来ていたんです」と二宮が仕掛けたイタズラを暴露。両足の靴紐を結ばれて大慌てしたことを振り返りながら、「パッと見たら、二宮くんがニヤニヤしながら『お疲れぃ』って」と二宮がイタズラ成功を喜んでいたことを明かしていたが、二宮は「そんなわけない。マジで俺じゃない」ととぼけまくり、周囲の笑いを誘っていた。

取材・文/成田おり枝

作品情報へ