浅野いにお原作『デデデデ』2本立てで劇場公開決定!超ティザービジュアルや豪華スタッフ陣も発表

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浅野いにお原作『デデデデ』2本立てで劇場公開決定!超ティザービジュアルや豪華スタッフ陣も発表

実写映画化もされた代表作「ソラニン」や、累計発行部数300万部を超える「おやすみプンプン」などで知られる漫画家、浅野いにおによる傑作コミック「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」、通称「デデデデ」。浅野いにおの漫画としては初めてアニメーション化された本作が、『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』として2024年春に前後編2章立てで劇場公開されることが決定。このたび劇場アニメーション超ティザービジュアルも発表され、豪華スタッフ陣とそのコメントも解禁された。

【写真を見る】浅野いにお作品では『デデデデ』が初のアニメ化となる
【写真を見る】浅野いにお作品では『デデデデ』が初のアニメ化となる[c]浅野いにお/小学館/DeDeDeDe Committee

2014年より週刊ビッグコミックスピリッツにて連載が開始された本作。突如、東京上空に巨大な宇宙船、通称“母艦”が襲来し、絶望的に思えた異常事態も次第に日常へと溶け込んでゆく世界で、少女たちは日々の青春を謳歌していく。第66回小学館漫画賞一般向け部門、第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞したのち、昨年全12集をもって堂々完結を迎えた。すでにアニメ化決定が発表されていた本作だが、物語の“Xデー”である8月31日にちなみ、劇場公開情報が発表された。

劇場版『デデデデ』には、豪華スタッフ陣が集結。監督を務めるのは、人気アニメ作品「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズの演出やSFジュブナイル『ぼくらのよあけ』(22)の黒川智之。シリーズ構成、脚本に、社会現象化した「けいおん!」シリーズ、“武器”として育てられた元兵士の少女の人生譚を描いた感動作「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」シリーズの吉田玲子。キャラクターデザイン、総作画監督に、第41回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞した『夜は短し歩けよ乙女』(17)の伊東伸高が決定。

美術監督を務めるのは、カオスな原作の世界観を見事にアニメ化したと評価の高い「ドロヘドロ」での美術監督補佐や、激しい台風に襲われる学校の中で少年少女の出会いを描いた『台風のノルダ』(15)の西村美香。音楽には、舞台化もされた人気テレビアニメ「ユーリ!!! on ICE」や「キャロル&チューズデイ」、米音楽メディア「Pitchfolk」にて高評価を受けた「アダンの風」の音楽プロデュース、作編曲を手掛ける梅林太郎が抜擢された。制作スタジオは、宇宙ステーションを舞台に少年少女たちによる冒険物語を描いたオリジナルアニメ『地球外少年少女』(22)のProduction +h.。そんなスタッフ陣から期待と喜びの気持ちが込められたコメントも寄せられている。


さらに、本作の公開決定を記念して伊東描き下ろしによる超ティザービジュアルも解禁。本作の主人公である門出とおんたんという2人の少女が校舎の屋上でたそがれているという、一見ごく普通の学園風景を描いていると思いきや、彼女らの上空には巨大な宇宙船の母艦が。日常と非日常が混ざり合う、浅野いにおにしか描けない唯一無二の世界観を象徴する仕上がりとなっている。今後発表される、本作の続報に引き続き期待してほしい。

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