橋本環奈&重岡大毅、ホラー映画のイベントで爆笑しっぱなし!『禁じられた遊び』は「“おも怖”映画です」
橋本環奈とジャニーズWESTの重岡大毅がダブル主演を務めるホラー映画『禁じられた遊び』(9月8日公開)の大ヒット祈願イベントが9月1日に虎ノ門・金刀比羅宮で開催され、橋本と重岡をはじめ、シソンヌの長谷川忍、ファーストサマーウイカが出席。ホラー映画のイベントでありながら、登壇者陣が終始、息ぴったりに爆笑トークを繰り広げた。
「リング」シリーズや『事故物件 恐い間取り』(20)の中田秀夫監督がメガホンをとり、清水カルマの同名小説を映画化した本作。橋本は映像ディレクターの倉沢比呂子、重岡が比呂子の元同僚の伊原直人を演じ、どこまでも追い続ける最凶の蘇り怨霊モンスター“美雪”の恐怖に飲み込まれていく姿を描く。
冒頭の一言挨拶から、和気あいあいとしたトークを展開した4人。長谷川が「和気あいあいとしちゃいけない作品ではあるんですけどね」とこぼすと、重岡が「しちゃうんですよ。今日はいっぱい和気あいあいとしますから!」、長谷川が「あんまりそういう宣言ってしないものなのよ」と続き、橋本もファーストサマーウイカも大爆笑するなど、笑顔いっぱいのイベントとなったこの日。
金刀比羅宮は“縁結び”のご利益もある場所とあって、キャスト陣は映画の大ヒットと観客との良縁を願ってご祈祷に参加した。「大ヒット祈願という形で、お客様と縁結びをさせていただくのは初めて。出演してきた作品で、撮影前にやったりはしますが、祈願という形で(イベントを)やったことはなかった」という橋本は、ご祈祷を終えて「背筋が伸びるような思い。玉串奉納とかもさせていただいて、神聖ですね」としみじみ。重岡は「縁結びとか良縁ってうれしいやん。なんぼあってもいいですから」とニンマリとして、これには長谷川が「急に倖田來未やるのやめて。ミルクボーイさんをやるなよ」とツッコミを入れた。破顔した重岡は「お客さんとの縁を結ぶというのは、ステキなこと。みんなでできてよかったですね」と喜びを語っていた。
劇中で怨霊モンスターの“美雪”を演じたファーストサマーウイカは、「大阪、福岡、北海道と3回も厄払いをしてもらった。今日は4回目」だそうで、「それでも祓いきれないくらい美雪はすごかったですが、日本一お祓いをした女優だと思います。非常にクリーンな状態でございます。いろいろな新しい役と結ばれたいなと思います」と願った。さらにファーストサマーウイカは「環奈ちゃんは、次に『おむすび』みたいなやつで結ばれる感じでしたよね」と橋本が2024年後期の連続テレビ小説『おむすび』のヒロインに決定したことに触れ、橋本は「自分で気づいていなかった!ありがとうございます」とファーストサマーウイカの見事なフリに感謝しきり。「縁を結ぶということもテーマになっているんです」と朝ドラについて紹介していた。
それぞれが、これまでに強い縁を感じたエピソードを明かすひと幕も。重岡は、劇中で息子の春翔役を演じた正垣湊都との縁を感じているという。重岡は「正垣くんとは一回、この映画の前に共演したことがあったんです。ドラマだったんですが、僕がクマの格好で回転寿司を食べているというシーンがあって」と切りだし、「そのシーンで、回転寿司屋のお客さん役で出ていたんです。今回は映画で共演して、『あの時、回転寿司を食べていた子どもです。大きくなりました』と言われて。むっちゃええやん。良縁や!」とご満悦な表情を見せていた。
わちゃわちゃとしたトークが止まらなかった4人だが、重岡は「“おも怖”映画です。しっかり怖いからこそ、ちゃんと笑える」と本作をアピール。橋本は「怖いんだけれど、どうしても覗き見したくなる。じめじめした日々をお過ごしかと思いますが、劇場で存分に怖がって寒くなってほしい」と呼びかけていた。
取材・文/成田おり枝