さまぁ〜ず初主演!コンプレックス克服ムービーに共感者続出!?
いまやテレビをつけて、見ない日がないほどの活躍ぶりをみせるお笑いコンビ・さまぁ〜ず。そんな彼らが初主演を果たした映画『かずら』が2010年1月30日(土)より公開されることになった。
作家・小林信也の実体験を基にしたエッセーを原案に、『大洗にも星はふるなり』(09)や月9ドラマ「東京DOGS」を手掛けた福田雄一が脚本を、『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』(08)の塚本連平が監督を務めた本作。気になる内容は、日に日に薄くなっていく自分の頭部にコンプレックスを抱く男が、転勤先で出会った女性に恋をし、彼女と付き合うため悪戦苦闘するさまを描いたラブコメディーに仕上がっている。
一見すると、ギャグのようにも取れる設定だが、キャストもスタッフもお笑い映画にする気はさらさらなかったらしく、コンプレックスに悩む人々を応援するメッセージがたっぷり詰まった、笑って泣けるまじめな映画に仕上がっている。さまぁ〜ずの2人も、その点には強いこだわりがあり「ギャグ要素を前面に打ち出したふれ込みはしたくない」と語っているそうだ。
とはいえ、公式サイト上の予告編を観てみると、笑えるシーンもたっぷりあるので、そういった要素を楽しみたい人もきっと満足できるはずだ。さまぁ〜ずの真剣な俳優ぶりは、ぜひスクリーンで確かめよう。【トライワークス】
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