宮世琉弥と佐藤二朗がティーンエイジャーの夢にエール!「大きな夢を掲げて、諦めずにやっていくことが大事」
1984年の誕生以来、漫画やアニメ、ゲームに実写映画などポップカルチャーアイコンとして人気を集めてきた「ミュータント・タートルズ」の劇場アニメーション最新作『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』(9月22日公開)。本作のイベントが9月5日に東京・亀戸にある香取神社にて実施され、日本語吹替え版で主人公のレオナルド役を務めた宮世琉弥と、タートルズたちに立ちはだかるスーパーフライ役を務めた佐藤二朗が登壇した。
「ティーンエイジャーの夢、祈願!イベント」と題して行なわれた今回のイベント。会場となった香取神社は、源頼朝や徳川家康といった名将らが勝利を願って訪れたこともあるなど、“勝負の神様”として知られている。そんな場所に劇中で夢を追いかけるタートルズと同様、夢を追いかけるティーンエイジャー約30人が招待され、それぞれが“絶対に叶えたい夢”を絵馬にしたためた。
大歓声に包まれながら登壇した宮世と佐藤は、壇上に掲げられた絵馬から気になるものをピックアップしながらトークを進めていく。「色気 脱お友達」と書かれた絵馬に興味を示した佐藤だったが、それを書いたのが男性だとわかるとがっかりした表情。それでも「告白をするたびに毎回お友達にしか見えないと言われる」という男性の悩みに対して親身になってアドバイス。
また、「ドラマや映画の制作に関わる仕事に就きたい」という女性や「保育士になりたい」という女性らに「やりたいことがあるってことがすばらしい」と親目線で温かな言葉を送る佐藤。さらに「管理栄養士になる」という夢を書いた女性に宮世は「僕も同じ夢だったんです!」と明かし、芸能界に入りたての頃に栄養を摂ることの大切さを身をもって感じたエピソードを披露。「皆さんの夢を聞いて、自分も頑張らなくちゃという気持ちになりました。皆さん、頑張ってください!」とエールを送った。
その後、香取神社の社殿に移動した宮世と佐藤は、ティーンエイジャーたちの夢が詰まった絵馬を奉納。宮司様によるご祈祷に立ち会う。
ご祈祷を終え、MCから「夢を叶えるためにやっていることは?」と訊かれた宮世は、「自分が好きなことをちゃんとやれというのが両親の教えでした。自分が掲げる夢に向かって、小さい夢でもどんどん組み立てて目標をクリアしていく。いい意味で自分の人生がゲームのような感覚です」とコメント。「叶わなくても、挑戦した過程が大事だと思うので、大きな夢を掲げてそれに向かって走って、諦めずにやっていくことが大事です」と力を込めて語っていた。
取材・文/久保田 和馬