ナタリー・ポートマンはリリー=ローズ・デップと似ている!?ナタリー自ら、妹役に推薦
ナタリー・ポートマンとリリー=ローズ・デップが姉妹役で共演を果たす映画『プラネタリウム』(9月23日公開)のジャパンプレミアが7月20日に新宿バルト9で開催され、来日を果たしたナタリー・ポートマンとレベッカ・ズロトヴスキ監督が登壇。ナタリーが、リリー=ローズとの共演秘話を明かした。
本作は、“見えないものを見せようとする”スピリチュアリストの美人姉妹が、映画プロデューサーとの出会いをきっかけに、運命を狂わせていく様を描くミステリアスな物語。4年ぶりの来日を果たしたナタリーは「こんばんは。私の新しい映画『プラネタリウム』です」と日本語で挨拶。「日本に来られる機会は絶対に逃さない。それくらい日本が好き」と瞳を輝かせ、ファンを喜ばせた。
実はナタリーは「高校生の頃に少し日本語を学んでいた」そうで、「こんばんは。初めまして」といった挨拶だけでなく、「私の名前はナタリーです。酉年です」と次々と日本語を放つなど、才女ぶりを発揮。大きな拍手が上がると、恥ずかしそうな笑顔を見せていた。
ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディを両親に持つリリー=ローズ・デップが、ナタリー演じるローラの妹役に抜擢された。
リリー=ローズを妹役に推薦したのは、他ならぬナタリーだそうで「レベッカが、英語とフランス語の両方を話せる若い女優を探すのに戸惑っていて。そのときにちょうどリリーの写真を見つけて、ご両親のことを考えればきっとどちらも堪能だろうと思った。それに写真を見ただけでも、『私と家族だ』と言ってもおかしくないと思ったの」と自分と容姿が似ていると感じたことも、推薦の大きな理由だった様子。小声で「私の方がかなり年上だけどね」とお茶目に付け加えて、会場の笑いを誘っていた。
「リリー=ローズは今回が2本目の映画。これから長く素晴らしいキャリアを歩むであろう、彼女のスタート地点を見られることも特別なこと」とリリー=ローズの素晴らしさをアピールしたナタリー。「常に新しいチャレンジを大切にしている」と輝く秘訣を語るなど、品格とキュートさを兼ね備えた美しさで会場を魅了していた。【取材・文/成田おり枝】