『アバター』のキャメロン監督、実は宮崎駿ファンだった!
『タイタニック』(97)のジェームズ・キャメロン監督の3D映画『アバター』(12月23日公開)のジャパンプレミアが12月21日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催。監督としては12年ぶりに来日したキャメロン監督が、プロデューサーのジョン・ランドーらと共に舞台挨拶で登壇。プレミアの様子は、大阪・梅田の会場でも中継された。
『アバター』の舞台は、地球から遠く離れた星・パンドラ。この星では知的生命体ナヴィが暮らしている。そのナヴィと人間のDNAを掛け合わせたのが“アバター”だ。映画では、このアバターとナヴィとのロマンスや、人間とナヴィの激しい戦いが描かれているが、その世界観は、どこか宮崎アニメを彷彿させるという声も多い。キャメロン監督自身は、その意見に対してどう思ったのか?
「僕はもちろん宮崎アニメのファンだ。だから、そう言っていただいてうれしいよ。まあでも、人の反応はそれぞれだから、みなさん、とにかく映画を観てください」。
『タイタニック』の大ファンだという滝川クリステルも登壇。「本当に大事なメッセージをもつ映画。キャメロン監督は14年前に(この映画の)脚本を書かれ、地球温暖化など危機的なことをすでに予知されていたことに驚きを感じました!」と、興奮気味に感想を語った。これにはキャメロン監督も「素晴らしいコメントを聞かせてもらった」とご満悦な様子だった。
いよいよ12月23日(祝・水)にその全ぼうが明かされる映画『アバター』。あなたは本作を観て、どんな感想をもつのか? キャメロン監督が起こす“映像革命”をどう観るのか? また、宮崎アニメの世界観と重ね合わせるのか? それは観てのお楽しみってことで。【MovieWalker/山崎伸子】
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