橋本環奈&重岡大毅、最凶の蘇り怨霊モンスター“美雪”だらけの会場に「すごい」と笑顔!
橋本環奈とジャニーズWESTの重岡大毅がダブル主演を務めるホラー映画『禁じられた遊び』の初日舞台挨拶が9月8日にTOHOシネマズ日比谷で開催され、橋本環奈、重岡大毅、堀田真由、倉悠貴、猪塚健太、長谷川忍、ファーストサマーウイカ、中田秀夫監督が登壇した。
「リング」シリーズや『事故物件 恐い間取り』(20)の中田秀夫監督がメガホンをとり、清水カルマの同名小説を映画化した本作。橋本は映像ディレクターの倉沢比呂子、重岡が比呂子の元同僚の伊原直人を演じ、どこまでも追い続ける最凶の蘇り怨霊モンスター“美雪”(ファーストサマーウイカ)の恐怖に飲み込まれていく姿を描く。
会場を見渡した橋本が、「『ホラーは苦手だけれど来たよ』という方もいらっしゃいますか?」と問いかけると、会場からはたくさんの手が上がった。橋本は「大丈夫…?おもしろい部分もありますから」と気遣い、重岡は「うれしい」と勇気を振り絞って駆けつけた観客に感謝しきり。「体感型ホラーエンタテインメントです。ワーキャー言いながら、帰り道まで楽しんでいただける作品。怖いですけど、大丈夫です!」とアピールしていた。
本作は、これから世界58か国での配給、上映が決定した。世界に羽ばたいていくことに、橋本は「うれしいですね。ジャパニーズホラーのよさ、アメリカンホラーのよさなど、いろいろな要素が詰まっている。“美雪”と戦うシーンなど、新しい要素も詰まっているので、海外の方の反応もすごく気になります」と期待し、「好感触な気がします」とにっこり。重岡は「58か国と聞くと、『うわ!』となりますね。すごく楽しみです。日本の方と海外の方、またそれぞれ反応も違うと思いますので、ワクワクしています」と興奮していた。
またキャスト陣が、SNSに集まった質問に回答する場面もあった。「個性豊かな登場人物のなかでも、誰が好き?」という質問に、橋本は、堀田の演じたキャラクターである麻耶について「すごかった」と告白。
さらに橋本は「あれだけの衝撃を残した“美雪”は、忘れられない。一つ一つの動きがすごく気持ち悪かった。(現場で)監督と相談しているウイカさんは、『はい!』『わかりました!』みたいな感じなんですが、『よーい、スタート』となった瞬間、めちゃめちゃ気持ち悪い“美雪”の動きをする。私が好きなキャラクターは、“美雪”以上にウイカさんかも。人間ではない動きを再現していた」とファーストサマーウイカの役への切り替えに驚いたといい、これにはファーストサマーウイカも「うれしい」と大喜びだった。続いて同じ質問に重岡は、「倉くんが好き」と比呂子の同僚である柏原亮次役を演じた倉にラブコール。「役もよかった。倉くんがやっている役もすごく重要なポジション。しっかりとそこを担われていた。あと普通に、倉くんが好きです」と語ると、倉は「ありがとうございます」と照れ笑いを見せていた。
最後に重岡は「やっと観ていただだける。とにかくうれしい」としみじみ。橋本は「テンションを上げながら、恐怖に打ち勝つという想いで撮影をしていた。劇場だと音楽も映像も圧巻なので、“美雪”の怖さを体感していただけたら」と呼びかけ、“美雪”の描かれたお面型の配布物を手にした約400人の観客とフォトセッション。会場を見渡した登壇者陣は「すごい!」と大きな笑顔を見せていた。
取材・文/成田おり枝