新日本プロレス創立50周年企画『アントニオ猪木をさがして』ナレーション＆主題歌は福山雅治！

2022年10月1日に79歳で惜しまれつつこの世を去ったアントニオ猪木のドキュメンタリー映画『アントニオ猪木をさがして』が10月6日(金)より公開される。このたび、福山雅治のナレーションとしての出演と主題歌の担当が決定。あわせて、主題歌「炎のファイター〜Carry on the fighting spirit〜」を使用した本予告および、ポスタービジュアルが解禁となった。


新日本プロレス創立50周年を記念し製作された本作。日本を代表するプロレスラーにして実業家、政治家として、リングの内外で伝説的なエピソードを数々残してきた猪木の真の姿に迫る。「元気ですか!?」「馬鹿になれ！」など誰もが一度は耳にしたことのある数々の言葉や、現在新日本プロレスのリングで活躍している棚橋弘至、オカダ・カズチカ、海野翔太らの言葉とともに、猪木の人生が描かれる。さらに猪木の弟子でもあり、ともにプロレスの一時代を築き上げた藤波辰爾、藤原喜明が真の猪木像を証言するほか、くりぃむしちゅーの有田哲平、講談師の神田伯山、俳優の安田顕、写真家の原悦生ら豪華な顔ぶれが登場する。

このたび、本作のナレーションと主題歌をシンガーソングライター、俳優など様々な分野で活躍する福山が担当することが明らかになった。ラジオパーソナリティとしての顔を持つ福山は、猪木の波乱に満ちた人生を、落ち着いたトーンで、ときに優しくときに熱く語りかける。また、昭和の時代からのプロレスファンで猪木をリスペクトする福山は、猪木の入場テーマ曲「炎のファイター」を主題歌「炎のファイター～Carry on the fighting sprit～」として新たにプロデュースした。

今回、福山からのコメントも到着した。福山は「今作では猪木さんの入場テーマ曲である『炎のファイター』をプロデュースするという大役をいただいたことに、誠に勝手ながらご縁を感じております。というのも、僕が『音楽で食べていくんだ』という、周りからしてみれば馬鹿げた夢を持って18歳で長崎から上京した直後、東京で初めて出会った著名人が猪木さんだったのです。当時、新宿区百人町でアルバイトをしていたピザ屋さんのオープン記念に猪木さんがいらっしゃったんです。その時、集合写真の撮影では図々しくも猪木さんの隣に立たせていただきました。その写真は僕にとって一生の宝物となっています」と今回の起用に対する想いを語っている。また「『自身に受け継がれた闘魂の現在地、そして道行をさがす』ということと解釈しています。プロレス、ビジネス、発明、政治。猪木さんの闘魂を源泉とした数々の表現は、これからも僕の心を焚き付け続けることでしょう」と作品に対してコメントした。

あわせて解禁された予告映像には、アントニオ猪木のブラジル時代を知る人の貴重な証言や、生前の猪木と猛者たちのファイトシーンなどが映し出されている。オンオフ含めたショットの数々に加え、彼に影響を受けてきた出演者たちの熱い語りや思いなどが、様々な視点、表現方法で構成されていることが垣間見えた映像だ。福山のナレーションとプロデュースした主題歌でまとめ上げることにより、全ての人に元気と闘魂が注入されるものとなった。

同時に解禁されたポスタービジュアルは、ティザーと同じアントニオ猪木の横顔写真を大きく配置したもの。その下には、出演者の顔写真も。猪木がいつも我々に投げかけてくれた「元気ですか？」というシンプルかつストロングなコピーが印象的な一枚だ。

人々にとって猪木とはどのような存在だったのだろうか？長きにわたって人々の心を震わせてきた猪木の姿をぜひ劇場で目に焼きつけて欲しい。