坂東龍汰が映画単独初主演!作道雄監督最新作『君の忘れ方』ヒロインは西野七瀬に決定
作道雄監督が、亡き恋人とのラブストーリーを描いたオリジナル脚本『君の忘れ方』の映画化が決定。このたび、本作の主演を坂東龍汰、ヒロインを西野七瀬が務めることが明らかになった。
“死別の悲しみとどう向き合うか”をテーマにした本作。恋人を亡くした構成作家の青年が、悲嘆の状態にある人に寄り添う「グリーフケア」と出会い、自らと向き合っていくラブストーリーが描かれる。国際映画祭で数々の賞を受賞し、第79回ヴェネチア国際映画祭VENICE IMMERSIVE部門の正式招待をはたしたVRアニメーション「Thank you for sharing your world」や『光を追いかけて』(21)、『ALIVEHOON アライブフーン』(22)の脚本を担当した作道が監督、脚本を担当。若手実力派俳優の坂東が、主人公の森下昂役で映画単独主演をはたす。
出演に際して坂東は「作道監督の過去の経験も含まれた脚本を読ませていただき共感する部分が随所にありました。その世界観を丁寧に演じるために撮影前から監督と色々な話を重ねて良い準備期間をもって、いよいよクランクインします。自分なりの主人公を表現出来るように全力で悩み、答えを決めすぎず、力みすぎず、楽しみながら挑戦できたらと思います」と撮影への意気込みを語っている。また、作道監督は「難しいテーマでしたので、脚本を書くのにとても苦しみました。いつもは悩むと、一人籠りがちになるし、今作も企画立ち上げの頃はそうでした」と脚本執筆を振り返った。
あわせて、写真家の松井綾音が撮り下ろしたイメージカットも解禁。どういったシーンを切りとったものかは明かされておらず、作品への期待が高まる1枚となった。
撮影は東京ではじまり、岐阜県飛騨市と高山市の雄大な自然を背景にも行われることが明らかになっている。2024年度の国内公開、海外映画祭への出品を目指している本作の続報を楽しみに待ちたい。