土屋太鳳の歌声に夏木マリが「やるな、おぬし!」

映画ニュース

土屋太鳳の歌声に夏木マリが「やるな、おぬし!」

花の都パリを舞台にバレリーナになることを夢見る少女の姿を描くアニメーション映画『フェリシーと夢のトウシューズ』(8月12日公開)のジャパンプレミアが7月23日に丸の内ピカデリーで開催され、日本語吹き替え版の声優を務める土屋太鳳と夏木マリが登壇。夏木が「土屋太鳳に恋している」と告白するなど、土屋への熱い思いを明かした。

情熱と勇気だけは誰にも負けない、踊ることが大好きな女の子・フェリシーを演じた土屋。この日は、ふわりと広がるミニスカートがまるでバレリーナのようなミントグリーンのドレス姿で登場。会場から「かわいい!」と大歓声を浴びた。

土屋は「素晴らしい作品と役に出会うことができた。幸せです」とニッコリ。幼少期からバレエを習い、コンテンポラリーダンスを得意とする土屋だけに「共感することが多かった」そう。海外のアニメーションに声をあてるには苦労もあり、「打ちのめされた」とも。しかしながら「パワーあふれる作品。声をあてながらパワーをもらって、フェリシーとして生きられた」と語っていた。

また土屋は、本作の主題歌「Felicies」の歌唱と作詞も担当しており、「すごく緊張したんですが、フェリシーを演じて共感したことを根っこに、自分が感じてきた実感とみなさんへのエールを込めた。未熟者ですが受け取っていただけたら」と謙遜しつつ、会場に思いを伝えた。映画を観て、土屋の歌声にも触れたという夏木は「やるな、おぬし!歌まで歌っちゃうの!?」と土屋の多才ぶりに感心しきり。

「まずダンスができるというのが大リスペクト。とにかく太鳳さんの大ファン」とかねてより土屋のファンだったという夏木。舞台表現「印象派」を自ら制作・企画し続けているが、「いつか太鳳さんに『印象派』のプリンシパルとして出ていただき、一緒にパフォーマンスを作りたいというのが長年の夢。デビューしたあたりから妄想が膨らんでいる。懲りずにアプローチしたい」と土屋に熱烈オファー。

土屋が「ぜひ、ご一緒させていただきたい!」と瞳を輝かせると、夏木は「私は土屋太鳳に恋している」とストレートな思いを明かしていた。【取材・文/成田おり枝】

関連作品