中秋の名月に合わせ『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』怪しげな場面写真が公開!
「次世代のタランティーノ」との呼び声が高い、アナ・リリ・アミリプール監督の最新作『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』(11月17日公開)。本日、“中秋の名月”に合わせ本作の場面写真10点が解禁された。
本作では、サイケデリックな音楽が鳴り響く刺激と快楽の街ニューオーリンズを舞台に、エキセントリックでミステリアスな「モナ・リザ」の逃走劇が描かれる。モナ・リザをある計画に引き込むシングルマザーのダンサー役に、『あの頃ペニー・レインと』(00)のケイト・ハドソン、モナ・リザ役に、『バーニング 劇場版』(18)でデビュー後、数多くの話題作に出演し、本作でハリウッドデビューを果たす注目の韓国人俳優チョン・ジョンソ。2人を追いかける巡査ハロルド役には、人気コメディシリーズ「ジ・オフィス」のクレイグ・ロビンソン、モナ・リザに恋する自称DJのファズ役には、『デッドプール』(16)のエド・スクラインが扮する。撮影には、『ミッドサマー』(19)のアリ・アスター監督作でお馴染みの名カメラマン、パヴェウ・ポゴジェルスキが参加し、不穏な月が微笑むネオンカラーの街を舞台にしたポップでダークなおとぎ話を完成させた。
解禁されたのは、ミステリアスな雰囲気を放つモナ・リザと、彼女を取り巻く個性豊かなキャラクターたちを切り取った場面写真たち。ネオンカラーが印象的な独特の世界観にあふれたスタイリッシュなビジュアルとなっている。ハドソンは派手な服装に身を包み、これまでにない新たな一面を見せた。また、白い拘束衣やTシャツ姿、星形のサングラスとヘッドホンなど、さまざまな姿に変身するモナ・リザにも注目したい。
アミリプール監督は、モナ・リザのアイデアが生まれた経緯について、「“モナ・リザ”という強いパワーを持った女性のキャラクターは“月”から生まれました。“狼男”の精神とDNAを受け継ぎつつ、より愛着を感じるものにしたいと思ったのです」と語っている。
世界的に高い評価を得ている新進気鋭の監督が描く、ビジュアル、音楽、カルチャー、すべてが独特の世界観にあふれた新感覚ムービー『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』に乞うご期待。
文/山崎伸子