『エクソシスト』誕生から50年…悪魔との命を懸けた駆け引きが始まる『エクソシスト 信じる者』本予告
ホラー映画の金字塔『エクソシスト』(73)誕生から50年、悪魔に憑りつかれた2人の少女が呼び覚ます新たな恐怖を描いた『エクソシスト 信じる者』(12月1日公開)。このたび、本作より本予告と本ビジュアルが解禁となった。
1人の少女とその母親が体験する戦慄の恐怖を描いた『エクソシスト』は当時ホラーの常識を覆し、全世界に一大ムーブメント巻き起こした。そんな伝説の作品を踏襲する本作では、2人の少女と2つの家族を襲う、想像を絶する恐怖体験を描く。12年前に妻を亡くして以来、1人で娘のアンジェラを育てるヴィクター。そんなある日、アンジェラと親友のキャサリンが森へ出かけたきり行方不明になってしまう。3日後に無事保護されるも、それ以来突然暴れ出し、叫び、自傷行為に走るなど彼女たちの様子は激変。ヴィクターは、かつて憑依を目撃した経験者クリス・マクニールに助けを求め、悪魔祓いの儀式が行われるが、想像を絶する悪魔との戦いが幕を開ける。
今回解禁となった本予告には、50年の時を経て再び襲い掛かる恐怖が映しだされている。50年前愛する娘が標的になるという経験をしたマクニールが、悪魔との再会に顔を歪めるシーンから本予告はスタート。悪魔に憑依された少女たちを背中合わせで椅子に縛り付け、命を懸けた壮絶な悪魔祓いを行う様子が垣間見える。「地獄に堕ちたくない!」と泣き叫ぶキャサリンは一変、たちまち豹変し「一人が生き残り一人が死ぬ…」と満足気な笑みを浮かべるのだった。悪魔の持ちかける最悪な駆け引きから、比類なき恐怖シーンが次々に映しだされていく。
あわせて、不穏な空気が漂う本ビジュアルも到着。教会で信仰を捧げる人々の中央には、1人こちらに向かって歩みを進める幼き少女が切り取られている。少女の服には赤黒いシミ、顔には無数の切り傷が…。不穏な光景に、まるで教会内のどよめき、悪魔の嘲笑いが聞こえるかのような仕上がりとなった。「比類なき恐怖が目覚める。」とのコピーも相まって、不気味な雰囲気満載のビジュアルに仕上がっている。
悪魔に憑依された2人の少女。家族とマクニールにはどのような結末が待ち受けているのだろうか?命を懸けた、残酷な駆け引きの行方に期待が高まる。
文/鈴木レイヤ