B・カンバーバッチと、新スパイダーマンが男泣き!?ディズニーの祭典で、新入り『アベンジャーズ』に直撃インタビュー!
2008年の『アイアンマン』から幕を開けたマーベル・シネマティック・ユニーバースが10周年を迎える節目の年に、今までのキャラクター全員が登場する集大成的な作品が『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(日本公開2018年4月27日)だ。アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルクらに加え、本作ではガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々や、スパイダーマン、ドクター・ストレンジの参戦も決定。史上空前のスケールで「正義とは何か?」を問いかける濃密なドラマが展開する。
撮影は今も続いているが、現地時間7月15日にアナハイム・コンベンション・センターにて開催されたディズニーの祭典・D23 Expoには、忙しい撮影の合間を縫って、スタッフ・キャストの多くが駆け付けた。この会場の熱気と舞台裏を、秘蔵写真と共にお伝えする。
チケット争奪戦を勝ち抜いた約7500人の観客たちの期待が最高潮に達する中、本作で初登場する最強の敵、サノスを演じるジョシュ・ブローリンが登場。ブローリンの呼び込みにより、アベンジャーズのメンバーを演じる14名のゲストが次々に舞台に現れ、最後には監督のジョー・ルッソが登場し、客席からは割れんばかりの拍手と歓声が上がり、会場は一気に熱気を帯びた。
ロバート・ダウニーJr.(アイアンマン)を筆頭に、クリス・ヘムズワース(ソー)、マーク・ラファロ(ハルク)、ドン・チードル(ウォーマシン)、エリザベス・ オルセン(スカーレット・ウィッチ)、ポール・ ベタニー(ヴィジョン)、セバスチャン・スタン(ウィンター・ソルジャー役)、アンソニー・マッキー(ファルコン)と前作までの顔ぶれに加え、デイヴ・バウティスタ(ドラッグス)、カレン・ギラン(ネビュラ)、ポム・クレメンティーフ(マンティス)という『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』チーム。
更にはベネディクト・カンバーバッチ(ドクター・ストレンジ)、トム・ホランド(スパイダーマン)、チャドウィック・ボーズマン(ブラックパンサー)と新たに参戦するキャストまでが勢ぞろいし、まさに圧巻の一言。その後イベントでは、ダウニーJr.とブローリンがファイティングポーズを取ってじゃれ合うなど、終始こなれたチームワークを見せつけ、終盤には、サプライズで新作の映像が世界初披露され、スタンディング状態の観客席は、さながらスポーツ観戦のような賑わいを見せた。
晴れの舞台を終えたカンバーバッチは「10年がかりで紡いできたストーリーと、それらのキャラクターを演じてきた俳優たちの集大成を目にして、まだショック状態から抜けきれていないんだ。言葉も出てこないくらいさ。ステージ上では感極まって、涙をこらえるのに必死だったよ」と興奮がおさまらない様子。
また、ホランドも「僕もマジで泣きそうだった。子供の頃から大ファンだったアベンジャーズとステージ上で肩を並べて、自分が出ているシーンを見るなんて、ありえないよ!胸がいっぱいで、本気で泣く寸前だった。ベネディクトも泣きそうだったって聞いて、少しホッとしたけどね(笑)」と話し、カンバーバッチから「男泣きってやつだね」と突っ込まれると、「そう、男だって泣くときは泣く(笑)」と笑顔を見せた。
今や大スターであるカンバーバッチでも、マーベル作品は別格のようで「ステージで撮ったあの集合写真は、ぜひ手に入れたいね。自分もキャストの一員なのに、すっかりファン目線になっていたよ。トムにしても『インポッシブル』で見て以来ファンだったし、ロバート・ダウニーJr.にしても同じ。長年憧れを抱いてきた俳優たちと、自分が共演しているなんて本当に信じがたいことだよ。そう思わない?」と、ホランドへ振ると「みんな気さくでいい人だから、撮影現場ではそれほど緊張しなかったけど、イベントでファンの熱狂を目の当たりにすると我に返るね。うわぁ、ベネディクト・カンバーバッチだ!って」と無邪気に答えた。
それに対し、カンバーバッチは「ウソウソ。普段はそんな敬意を持って接してないからね!」と自虐発言で笑わせた。息の合ったトークを見せた2人が新作でどのようにコラボするのか、今後も『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の最新情報に注目したい。【MovieWalker】