メリル・ストリープ「もっと高齢者のセックスシーンを」
メリル・ストリープは、高齢者のセックスシーンを撮らない映画界の風潮は“不自然”だと思っているそうで、彼女自身は60歳になった今も、まだまだラブシーンをこなすつもりでいるという。
「この年齢で、ラブシーンというか、セックスシーンをやることはほとんどないわ。そう。そんなことは普通ないのよ。でも、それは映画がどれだけ遅れているかということだわ。だって、現実には私たち現役ですもの。それが本当のことなのよ」「ある年齢になったら、こんな外見をしていなければいけないとか、若くなければ恋はできないとかいう考えはバカバカしいわ。恋をするのに理由はないわ。姿かたちは関係ないのよ。リアルな人間像を映画で見るのはスリリングだわ」と語っている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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