『つんドル』トークイベントで深川麻衣にバービーがアドバイス!?「スナックに行けばササポンに会える」

イベント

『つんドル』トークイベントで深川麻衣にバービーがアドバイス!?「スナックに行けばササポンに会える」

元SDN48で作家の大木亜希子の私小説を映画化した『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』(11月3日公開)。ケイト・スペード ニューヨークのサポートによる同作の試写会が26日、ユナイテッド・シネマ豊洲で開催され、主演の深川麻衣、お笑い芸人のバービー、ケイト・スペード プレジデントの柳澤綾子がゲストして登壇した。

【写真を見る】全身ケイト・スペードの衣装に身を包んだ深川麻衣、バービー、柳澤綾子が美しい!
【写真を見る】全身ケイト・スペードの衣装に身を包んだ深川麻衣、バービー、柳澤綾子が美しい!

本企画は、世界中の女性のエンパワーメントとメンタルヘルスに関する活動に精力的に取り組むケイト・スペード ニューヨークと、人生に行き詰まったアラサーの元アイドルの葛藤と再生を描く映画『つんドル』のテーマが合致したことから実現。また、同作の監督である穐山茉由は、現在もケイト・スペード ジャパンのPRとして映画監督と二足の草鞋で活動している。

ありのままを自分を愛すというポジティブなメッセージを発信し続けていることから、今回の特別ゲストに指名されたバービー。本作について「胸が痛くて…。詰んでいる姿はまんま自分を見ているようでした」と、主人公の安希子(深川麻衣)への共感度は高かったという。さらに安希子と同居することになるおっさん、ササポン(井浦新)については「私にもササポンみたいな人がいるんです。土地転がしで一緒に旅行に行く仲。夫を紹介した時も『この人を逃しちゃダメ!』とアドバイスをくれて、社会情勢から法律までなんでも教えてくれます」と笑顔で語り、さらに「スナックに行けばササポンみたいな人に会える。高価な物は身に着けずカバンも紙袋を持って、世間から隠れている」と深川にアドバイスした。

ささぽん的存在がいると告白したバービー
ささぽん的存在がいると告白したバービー

乃木坂46の元メンバーで、安希子と同じく元アイドルの深川は「ササポンを“妖精”と例える方も多く、なかなか現実にはいない存在ですよね。アドバイスを押し付けるわけでもなく、自分の人生経験から言葉をかけてくれる」とササポンの印象を話した。またササポンを演じた井浦については、「井浦さんのファンはびっくりするんじゃないですかね。これまで演じてきた役柄とまったく違って、かっこよさを排除した“おじさん”でした。ササポンのももひきは特注で、丈感と着古し感に監督がすごくこだわっていました」と撮影を振り返った。

撮影中と普段の井浦新のギャップを語る深川
撮影中と普段の井浦新のギャップを語る深川

また、作品タイトルにちなみ自身の“詰んだ”エピソードを披露する場面では、バービーが「世界の果てまで行くような番組で、土屋太鳳さんのモノマネダンスをしたら、アキレス腱を“切ってQ”しちゃったんですよ!。事務所の偉い人と放送局の人が話し合ってる姿を見て、詰んだと思いました。でもその事故の入院中にお笑い芸人以外の社会的な話題を発信する機会が多くなっていって、結果的によかったんですよ」と当時の状況を述懐。ケイト・スペードの柳澤も「詰んだことはいっぱいあって…。出張に行くフライトに乗れずに大事なミーティングを飛ばしてしまったことがあり、その時は落ち込むだけ落ち込んで、しょうがないと切り替えました」と失敗談を語った。

“詰んだ”エピソードを披露し合う深川とバービー
“詰んだ”エピソードを披露し合う深川とバービー


また、詰んでしまった時の気持ちの切り替え方を聞かれた深川は「とことん悩んで答えを出そうとするんですけど、考えてもどうにもならない時は友達とご飯に行って、おいしいものを食べながら他愛のない話をするとリセットできることが多いです」と話した。一方のバービーも「私にもグチだけ聞いてもらったり悪口を言い合ったりする友達がいて、モヤモヤを共有してそれを笑って解消するんです」と笑顔で教えてくれた。

取材・文/編集部

関連作品