「魔法少女まどか☆マギカ」悠木碧、斎藤千和ら声優陣が集結！変わらぬファンの愛に感激＆お披露目された「特報第1.1弾」に興奮

『劇場版魔法少女まどか☆マギカ新編叛逆の物語』(13)の公開から10周年を記念したキャスト舞台挨拶付きの上映イベントが10月29日に新宿バルト9で開催され、悠木碧(鹿目まどか役)、斎藤千和(暁美ほむら役)、水橋かおり(巴マミ役)、野中藍(佐倉杏子役)、加藤英美里(キュゥべえ役)が登壇した。

キャスト陣がシリーズの歴史を振り返った[c]Magica Quartet/Aniplex,WR

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2011年1月期に放送されたテレビアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」は、2012年にテレビシリーズを再編集した劇場版が公開され、2013年に公開された完全新作『劇場版魔法少女まどか☆マギカ新編叛逆の物語』(13)が、大ヒットを記録。そして総監督の新房昭之、脚本の虚淵玄(ニトロプラス)、キャラクター原案の蒼樹うめ、アニメーション制作シャフトによる『叛逆の物語』の正統続編『〈ワルプルギスの廻天〉』が、2024年冬に公開となる。

『劇場版魔法少女まどか☆マギカ新編叛逆の物語』10周年記念上映イベントに登壇した悠木碧[c]Magica Quartet/Aniplex,WR

キャスト陣は『劇場版魔法少女まどか☆マギカ新編叛逆の物語』から10年経ったことに驚きながら、熱気にあふれた会場を見渡して感無量の面持ち。イベントのチケットも即完だったそうで、変わらずにシリーズを愛し、新作を待ち続けているファンがたくさんいること。また最近ファンになったという観客も見受けられ、本シリーズの輪が広がっていることに胸をいっぱいにしていた。テレビアニメの放送開始からは約12年が過ぎ、悠木はマイク前で表現することは楽しいものだと教えてくれた、声優人生にとっても大切な作品だという。

『劇場版魔法少女まどか☆マギカ新編叛逆の物語』10周年記念上映イベントに登壇した斎藤千和[c]Magica Quartet/Aniplex,WR

この10年の間、本シリーズへの考察と愛を深めてきたファンと同じように、キャスト陣も作品とキャラクターに真摯に向き合い続け、愛を培ってきたと明かしたこの日。10周年記念イベントに集まったファンへの感謝を込めて、『〈ワルプルギスの廻天〉』の「特報第1.1弾」がお披露目となるひと幕もあった。本映像のなかではこれまでに公開されていた特報の内容に加えて、『〈ワルプルギスの廻天〉』での鹿目まどかの魔法少女姿が初公開となり、会場からは大きな拍手が上がった。観客のなかには涙を流している人の姿もあった。

【写真を見る】〈ワルプルギスの廻天〉での鹿目まどかの魔法少女姿が初公開された[c]Magica Quartet/Aniplex,WR

まどかの身体には鎖が巻かれているようにも見えるが、これには悠木も、ここからの考察が広がると大興奮。まだアフレコ前の状態だそうで、キャスト陣にも一切の情報が伏せられているとのこと。それぞれがファンの変わらぬ愛を受け取り、それに応えるべく、改めて全身全霊でキャラクターに向き合う気持ちを強くしていた。

取材・文/成田おり枝