若き日の安倍晴明に迫る呪術エンタテインメント『陰陽師0』2024年GW公開決定!
<キャストコメント>
●夢枕獏(原作)
「原作者として、実にありがたい映像化となりました。『陰陽師0』は心の底から、本当に感動した、と言える作品でした。佐藤嗣麻子監督とスタッフの皆さんが心血を注ぐ姿を見て感じていたのは、新しい安倍晴明が誕生するんだなということでした。晴明が晴明たる世界観、“呪”の表現、呪術の演出、すべてが素晴らしくきちんとしていながら、珠玉の青春物語でもあり、晴明と博雅の関係性には本当に落涙してしまいました。ご覧いただければ二人の関係はここから出来上がったのかとわかると思います。陰陽師ファンの皆様も、どれだけ楽しみにしていただいても大丈夫です。ぜひご期待ください」
●佐藤嗣麻子(脚本、監督)
「夢枕獏さんの『陰陽師』が大好きで、発表当初、資料がたくさん残っている安倍晴明と違い、あまり資料の無かった源博雅を国立国会図書館に調べに行き、獏さんや漫画を描いていた岡野玲子さんに送っていました。『映像化するなら是非脚本、監督を』という願いが、長い年月を経てやっと叶うことが出来ました。この映画の為に乗馬、装束の着付け、ナチュラルガーデニングなどを習って準備をしてきました。呪術監修に呪術界の第一人者、加門七海さんをお迎えするのも念願でした。ようやく『陰陽師0』として、完成して皆さんにお見せできることをとても光栄に思っています。夢枕獏さんの『陰陽師』の呪と呪術の世界を楽しんで頂けたら幸いです」
●加門七海(呪術監修)
「『陰陽師0』は安倍晴明の活躍を描いた一級のエンタテインメントですが、呪術とはなにか、人の世にどう働きかけるものなのかを描いた作品でもあります。ここまで正面から呪術と向き合った映画は、日本では初めてでしょう。呪術にご興味のある方ほど興奮できるのではないでしょうか。事実、私は興奮しました。綿密に構成された美しい映像には隙が無く、画面の端々に様々な仕掛や記号が施されています。何度でも見返して、佐藤監督が築いた世界の仕掛を解き明かしてみて下さい」
●濱名一哉(プロデューサー)
「日本映画から世界にアピール出来る新たなヒーローを誕生させたい!そんな思いから始まったこの企画『陰陽師0』を皆様に発表出来る日を迎えられたこと本当に嬉しく思います。いま、日本や世界の人々は戦争や貧困そして厳しい自然災害に直面しています。そんな恐怖と不安な時代の闇や災厄を振り祓い希望と勇気の光を放つ男こそ、この物語の主人公、安倍晴明なのです。千年の時を超え蘇る史上最強の呪術師、安倍晴明中心に展開する映画『陰陽師0』は全く新しいインパクトを観客に与える極上のエンタテインメントになると確信しています。是非スクリーンで目撃して下さい」
文/鈴木レイヤ