可愛い!『映画 すみっコぐらし』初日舞台挨拶で、すみっコたちのファッションショーが開催!
大ヒットシリーズの映画第3弾『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』の初日舞台挨拶が、11月3日に新宿ピカデリーで開催され、作田ハズム監督、しろくま、ぺんぎん?、ねこ、とんかつ、とかげらすみっコたちが登壇。おもちゃ工場が舞台となる本作の記念すべき公開初日を祝すべく、すみっコたちが“おもちゃすみっコのファッションショー”を開催した。
最初に登壇したのは作田監督だった。初日を迎えた気持ちを聞かれた監督は「たくさんの方々が劇場に足を運んでくださり、とても緊張して足が震えています。でも心を込めて作った作品なので、感無量です」と感動しながら「皆さん、楽しんでいただけましたか?」と観客に問いかけると、割れんばかりの拍手が沸き起こった。
おもちゃすみっコのファッションショーということで、しろくまは「くまのぬいぐるみ」、ぺんぎん?は「ロボット」、とかげは「かいじゅう」、ねこは「お人形」、とんかつは「赤い車」という本作オリジナルのおもちゃの衣装を着て、『すみっコディスコ』のノリノリな楽曲に合わせて順番にステージに登場。
そんなすみっコたちに作田監督は「圧倒されるというか、もはや僕の位置からはねこしか見えません。みんなこんなに大きかったんだ…」とステージぎっちぎちのラインナップにビックリし笑顔を見せた。
その後、作田監督が本作から、お気に入りのシーンをいくつかピックアップ。まずは、おもちゃ工場の食堂でのシーンについて「ここは絵的ににぎやかなシーン。美味しそうな食べ物は、食べ物を描くのが得意なスタッフに担当してもらいました。全部が美味しそうですよね。ぺんぎん?はこれを食べるだろうし、しろくまがいるから温かいスープも必要だろうと考えたりして。ねこ缶もこれまでのデザインとは違う色合いです。豪華なビュッフェということで、プレミアムねこ缶という高級な設定にしました」と裏話を披露。
続いては、ねこが疲れてざっそうをベルトコンベアに間違えて載せてしまうシーンについて作田監督は「しろくまとぺんぎん?は、仕事がバリバリできて集中するタイプ。一方、とかげととんかつは、ボーッとしていてマイペースタイプ。そんな4人の真ん中に囲まれたねこは、きっと気苦労するだろうなと思って、その気苦労ゆえに疲れてミスをしてしまうということにしました。でもねこファンの皆さんは、ねこが損な役回りをしたと思うのではなく、ねこが優しい気づかいをして疲れたと想像してもらえたら」とこだわりを明かした。
すると「ボーッとしてマイペース」などと言われてしまったとんかつが、イジけてそっぽを向いてしまうという一幕も。そんないじらしい動作に、集まった観客たちは目を細めていた。
最後に作田監督は『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』について「この映画はファンの皆さんに支えられてここまで来られた作品だと思います。僕らスタッフがしたのは、最後のお色直し程度です。皆さんの応援があってこそ、ここまで来ることが出来ました。おうちに帰ったら、皆さんで作品についての感想を語り合っていただき、様々に考察していただきたいです」と感謝とともに、さらなる”大ひっと”を祈願した。
文/山崎伸子
11月10日(土)~よりスタート。すみっコたちそれぞれのデザイン5種類から1枚がもらえます。
●公開きねん読み聞かせ上映会&全国グリーティングつき上映会開催決定!
本作の公開を記念して、大阪にて本上まなみさん登壇の「映画公開きねん・読み聞かせ上映会」の開催が決定。さらに、大阪、仙台、名古屋、福岡にて「すみっコによるグリーティングつき上映会」の開催も決定。どの回も、マイすみっコと一緒に参加いただけますので、ぜひお気に入りのすみっコを連れてご参加ください。▼詳細は:https://sumikkogurashi-movie.com/news/499をご覧ください。