『怪物の木こり』亀梨和也&三池崇史が撮影現場を振り返る!スペシャルインタビュー映像
第17回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した小説を亀梨和也主演で映画化する『怪物の木こり』(12月1日公開)。このたび本作より、撮影現場を振り返るスペシャルインタビュー、メイキング写真が解禁となった。
『悪の教典』(12)、『藁の楯 わらのたて』(13)の三池監督のメガホンで、斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人犯とサイコパス弁護士の戦いを描く本作。主人公の弁護士、二宮彰を亀梨が演じ、捜査本部で孤立しながらも連続殺人事件を追う警視庁のプロファイラーの戸城嵐子を菜々緒、二宮の本性を知らない婚約者の荷見映美を吉岡里帆が演じる。さらに、染谷将太、中村獅童、渋川清彦らが共演。また、主題歌はSEKAI NO OWARIの書き下ろし楽曲「深海魚」に決定している。
今回、亀梨と三池が撮影を振り返る特別対談とメイキング映像を交えたスペシャルインタビュー動画が新たに解禁となった。先日行われた完成報告会にて、三池は、今回初めてタッグを組んだ亀梨のことを「サイコパスっぽいよね(笑)」と言って報道陣の笑いを誘っていたが、現場では「自分の感性の赴くままに自由に演じてほしい」とだけ伝えたという。インタビューではその理由を「(亀梨さんは)僕の印象としては独特の孤独感を持っている人。僕にとっては二宮という役のイメージは亀梨さん本人そのものなので、出来るだけ自然に、心が揺れないで人を殺していく。それだけでいいのかなと。(二宮役に)ぴったり」と語っている。さらに、撮影現場での亀梨自身についても「すごく普通の人間の感覚も当然持っていて、なおかつ周りのスタッフに対して“この映画を一緒に作っているんだ”ということを、ポーズではなく自然に感じているんだろうな(という人)。初めて仕事をしたんだけど、昔から知っている仲間と仕事をしている感じがしました」と座長としての在り方を絶賛した。
一方の亀梨は俳優の自主性を尊重した三池の撮影スタイルや完成した作品を違和感なく受け入れられたといい「ふわっと魔法にかけてもらえたような時間でした」と振り返る。さらに「監督がスタートの段階で、大きく、チーム全体としてこの作品を包んでくださっていたので、すごくスムーズに飛び込むことができました」と、現場の雰囲気の良さが垣間見えるコメントで、今回の”最狂のサイコパス”誕生秘話を明かしている。
亀梨が感性の赴くままに演じた“超刺激的“なキャラクター、二宮。二宮のサイコパスっぷりは物語のなかでどのように描かれているのか?今後も本作の新情報にぜひ注目していただきたい。
文/鈴木レイヤ