ザック・スナイダー監督が手がけるNetflix映画『REBEL MOON — パート1: 炎の子』本予告映像
ザック・スナイダー監督が手がける、2部構成のビッグ・プロジェクトとなるNetflix映画『REBEL MOON — パート 1: 炎の子』、『REBEL MOON — パート2: 傷跡を刻む者』がそれぞれ12月22日(金)、2024年4月19日(金)にそれぞれ独占配信される。このたび、『パート1』の本予告映像が解禁となった。
『ジャスティス・リーグ』(17)、『アーミー・オブ・ザ・デッド』(21)のスナイダー監督が構想に20年以上費やし、黒澤明監督の名作『七人の侍』(54)からインスパイアを受け創造した本作。軍事力、財力、政治力の全てを手にする巨大帝国“マザーワールド”が支配する銀河を舞台にした“規格外”なSFスペクタクル巨編が展開する。主人公はある暗い過去から逃げ、惑星の片隅の平和な村で暮らしていた、心優しい熱き戦士コラ(ソフィア・ブテラ)。ある日、帝国の刺客が村に現れ侵略を開始する。コラは蹂躙された村人の敵討ちのために立ち上がり、仲間集めの旅路へ向かうことに。
今回解禁となった映像では、様々な惑星を巡りながらともに戦う戦士「レベルズ」を探すコラの姿が描かれている。同じ村の戦う農家ガンナー(ミヒウ・ハウスマン)とともにあらゆる惑星へと赴くコラが出会うのは、曲者ばかり。金でしか動かないクールな宇宙船パイロットのカイ(チャーリー・ハナム)、顔色ひとつ変えずに復讐心を燃やす二刀流使いのネメシス(ペ・ドゥナ)、酒に溺れる荒くれ剣闘士のタイタス将軍(ジャイモン・フンスー)、巨大な獣も手懐ける野人で実は元王子のタラク(スタズ・ネア)、ケンカっ早すぎる傭兵軍団リーダーのダリアン(レイ・フィッシャー)、その妹デブラ(クレオパトラ・コールマン)ら、強さは折り紙付きだが団結とは無縁なアウトローたちの姿が切り取られている。そして冷酷非道な執行官、ノーブル提督(エド・スクライン)がそんな彼らを駆逐しようと迫る様子へと続いていく。
スナイダー監督は「ザック・スナイダー版『スター・ウォーズ』と評する人たちがいるでしょうね。しかし同時に、この作品は全く独自の異なる体験を与えるとも信じています」と、本作に対して強く自信をみなぎらせている。
団結力ゼロの寄せ集めた「チーム・レベルズ」は、銀河から自由を奪った悪の帝国へリベンジをはたせるのだろうか?本作の配信開始を楽しみに待ちたい。
文/鈴木レイヤ