血痕を残して一人が消えた?『ある閉ざされた雪の山荘で』疑念が深まっていく60秒本予告映像

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血痕を残して一人が消えた?『ある閉ざされた雪の山荘で』疑念が深まっていく60秒本予告映像

著作の国内累計発行部数が1億部を突破した東野圭吾の長編小説を重岡大毅主演で実写化する『ある閉ざされた雪の山荘で』(2024年1月12日公開)。このたび、豪華キャスト8名が集結した本ビジュアル、60秒本予告映像が解禁となった。

中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗ら超豪華キャストが共演する本作。原作小説は、登場人物が全員役者であり、彼らが挑む新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考が、“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空の密室空間で行われる設定で、書籍発売当時大きな話題となった。映像化については、トリックや人物描写の複雑さから不可能と長年思われていたことに加え、東野自身も「想像もしていなかった」と語るように、今回の実写映画化の仕上がりに不安を覚えていたことが明かされている。しかし、試写での鑑賞後、東野地震が「それは全く杞憂でした」と言い切り、映画の完成度の高さを絶賛した。重岡演じる主人公の久我和幸はオーディションに参加する俳優の7人のなかで唯一、異なる劇団から参加した“部外者”。密室内で仕掛けられた複雑なトリック、疑心暗鬼に陥っていく登場人物たちの心情、後半にかけて怒涛の展開を見せるサスペンスエンタテインメントとなる。

今回解禁となった映像には、新作舞台の主役をかけた最終オーディションのため、ある山荘に集まった7人の若き劇団員たちの姿が。「大雪で閉ざされた密室」という架空の設定、そして「外部との連絡NG」、「外に出たら即刻失格」という条件のもと、ライバル心をむきだしに異例のオーディションに挑んでいく。しかし、血のついた花瓶を残して参加者の一人が消えたことで、状況は一変する。「本当に殺したのか」、「自作自演」、「誰が犯人だと思ってます?」といった疑念にあふれた言葉が飛び交うなか、新たな事件が起きようとしている様子へと繋がっていく。

あわせて解禁となった本ビジュアルは、「あなたにとって芝居とは?」と聞かれ、「殺し合い」と即答するほど演じることにストイックな久我を中心に、演技と推理に火花を散らす8人の豪華キャストが勢揃いしたもの。それぞれの“役を纏った”力強い目線に、「演技か、事件か」というキャッチコピーが相まって印象的なビジュアルに仕上がった。


演技と嘘、そして隠された過去が交錯した先にある真実とはなんなのだろうか?ぜひスクリーンで本作の衝撃のラストを確認してほしい。

文/鈴木レイヤ

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