重岡大毅、映画『ある閉ざされた雪の山荘で』ジャパンプレミアイベントで笑顔弾ける!「同世代ってサイコー」
映画『ある閉ざされた雪の山荘で』(2024年1月12日公開)のジャパンプレミアが11月21日、有楽町朝日ホールにて開催され、主演の重岡大毅、共演の間宮祥太朗、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、飯塚健監督が登壇し、同世代俳優が集結した楽しかった撮影を振り返りながら、作品をアピールした。
映像化不可能とされてきた東野圭吾の同名小説を初めて映像化した本作は、新作舞台の主役をかけた最終オーディションのために、ある山荘に集まった7人の若き劇団員たちの演技と嘘、過去までもが交錯し、二転三転しながら衝撃のラストに向かうサスペンス。登場するキャラクターは全員が役者で容疑者。役者が役者を演じるという特異な設定も見どころとなっている。
オーディション参加者のなかで唯一別の劇団に所属する久我和幸役を演じた重岡は役と自身を重ね、「僕も普段はWEST.として活動していて、特殊なフィールドから役者の皆さんのなかに飛び込んでいます。その“異物感”というのは、台本を読んでいて指のかかる感覚がありました」と話し、自身のコメントについても「なんかいいこと言った気がする!」と胸を張ると会場が大きな拍手に包まれ、満面の笑みを浮かべた。
重岡は撮影がとにかく楽しかったようで、終始テンション高めに当時を振り返る。「映画ではお互いバチバチしているけれど、現場は最高に明るかった!」とニッコリ。飯塚監督の意向で、楽屋も1部屋でみんな過ごしていたそうで、「カードゲームもやったし、キャッチボールもやったし…」とうれしそうに話した重岡は「やっぱ同世代って最高やな」とウキウキ。「これだけの同世代が集まるのって、学園ドラマくらいでしかない。それも20代前半くらいのことだから…。いま僕は31歳になったけれど、こうやって(同世代で)集まれたのは、ホンマにうれしかったです!」と何度も「楽しい」「うれしい」「サイコー」と笑顔を見せていた。
撮影現場で男性陣がキャッチボールをして盛り上がるなか、岡山が不参加だったことが発覚。参加しなかった理由を「みんなが楽しそうにしているのを見ているのが一番楽しいから」と説明した岡山だったが、中条から「女子と布団のところで“ふかふかー”って言ってました」と“女子会”に加わっていたことを暴露され慌てる場面も。「卓球には参加した!」と強調した岡山に対し、「不貞腐れてやってた(笑)」と間宮からのツッコミが入り、岡山が「そんなことはない!」と反論するも「女子不在だったから(不貞腐れてたのか)」と男性陣からまたツッコミが…。「いま、ここの床くらい顔が赤くなっています」と照れる岡山の姿にキャスト陣は大爆笑。撮影現場の楽しさが伝わってくる、和気あいあいのトークでイベントを盛り上げた。
初対面の時から岡山のことが気になっていたという重岡は「僕には天音くんが光って見えて。ウザ絡みして、いじりまくってました」とニヤリ。重岡のこの行動に岡山は「僕を通して、ほかの人と心のキャッチボールをしていました」と指摘。重岡は間違いないといった様子で岡山にちょっかいを出し、それを見ている間宮、中条、西野らの反応を見て「笑っていると確認して、よしよしって思っていました」と認め、岡山の存在に改めて感謝する場面もあった。
取材・文/タナカシノブ