吉田修一原作&大森立嗣監督、脚本『湖の女たち』5月に公開決定!全キャスト陣も発表
<キャストコメント>
●浅野忠信(伊佐美佑役)
「『湖の女たち』に出演できて本当に幸せです!大森監督のどこまでも俳優を受け止めてくれる演出に甘えて好きなように演じさせていただきました。そしてとても魅力的な俳優の方々とも深いところでお芝居を楽しめたことは貴重な経験となりました。是非映画館で楽しんでいただけたらと思います」
●福地桃子(池田由季役)
「いくつかの場面で、人は本心を吐きだすことで孤独や恐怖心から解放され体が軽くなる。こうした心の拠り所というのを気付かぬうちにずっと求めているんだと感じました。私が演じた池田という人は、真実を見つめ美しい光を求めて歩き続けていました。これまで見てきた私が思う記者像というのとは少し違った感覚があり、学びが多くありました」
●財前直見(松本郁子役)
「人間の傲慢さ、欲望、儚さ、あやまちなど、どちらかといえばマイナスな部分をさらけだし、湖がそのすべてをつつみこんで癒してくれる…そんな映画だと感じました。大森監督と御一緒させていただいたのは初めてでしたが、自由にお芝居させていただき感謝しております。刑事さんたちの執拗に追い詰める厳しい取り調べには、心が折れそうでしたが、それでも楽しい日々でした。素晴らしい監督の演出と俳優さんたちの演技、見応えある美しい景色と物語に、時間を忘れ魅了されてしまうと思います」
●三田佳子(市島松江役)
「『90歳を越えたであろう老婦人』という思いもかけないオファーに少し戸惑いを感じた私ですが、原作が吉田修一氏、監督が大森立嗣さんであることを知り、後先を考えずに出演を決めてしまいました。そして、この謎に満ちた老女もまた『湖の女』だったということが、演じる私にとって大きな魅力となりました。福士蒼汰さん、松本まりかさん、浅野忠信さんと役で出会うことがなかったことが、ちょっぴり残念。映画『湖の女たち』。熟成されたワインの様な大森監督の世界を、私も楽しみに味わいたいと思います」
文/山崎伸子