ソフィア・コッポラ監督が“プレスリーの元妻”を描いた「Priscilla」の日本公開が決定!

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ソフィア・コッポラ監督が“プレスリーの元妻”を描いた「Priscilla」の日本公開が決定!

2023年のベネチア国際映画祭でケイリー・スピーニーが最優秀女優賞を受賞したソフィア・コッポラ監督の最新作『Priscilla(原題)』が、2024年4月から日本でも劇場公開されることが決定した。

本作はエルヴィス・プレスリーの元妻プリシラが1985年に出版した回想録「私のエルヴィス」を基に、彼女の人生とエルヴィスとの関係を描いた物語。『ロスト・イン・トランスレーション』(04)でアカデミー賞脚本賞とゴールデン・グローブ賞脚本賞を受賞したほか、『SOMEWHERE』(11)でベネチア国際映画祭金獅子賞、『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』(18)でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞、つい先日発表されたアカデミー映画博物館ガラ2023では、映画芸術を進歩させた革新的な人物に贈られる「ビジョナリー賞」を受賞したコッポラ。映画監督としてガーリー・カルチャーを伝える作品群を発表し続けるだけでなく、ファッションアイコンとしても世界に注目されている。

物語は、プリシラとエルヴィスの運命的な出会い、結婚、出産、そして別れを、繊細に美しく描きだす。プリシラ役を務めるのは『パシフィック・リム:アップライジング』(18)のケイリー・スピーニー、プレスリー役をNetfilx「キスから始まるものがたり」、ドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」で高い評価を受けているジェイコブ・エロルディが演じる。

プリシラの回想録を読み、彼女の生き方に感銘を受けたコッポラが、プレスリーと恋に落ち、彼の人生へと足を踏み入れたプリシラを描きだした本作は、北米ではA24が配給。アメリカでは、そのファッション性と物語で多くの若い女性が劇場に足を運んだ。


いまや名匠の域に達しつつあるソフィア・コッポラの監督最新作となる本作。続報にも要注目だ。

文/スズキヒロシ

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