総勢11人のキャラポスも『デューン 砂の惑星PART2』ポールとチャニの愛と決意を切り取る最新予告映像
現在上映中の『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』で主演を務めているティモシー・シャラメ。その次なる主演作『デューン 砂の惑星PART2』が2024年3月15日(金)に公開される。本作より、最新予告映像、キャラクター総勢11人のポスターが解禁が解禁となった。
その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる惑星デューンを舞台に壮大な宇宙戦争を描いた、フランク・ハンバードによる「デューン 砂の惑星」を原作とする本作。2021年に『DUNE/デューン 砂の惑星』(20)が劇場公開されると、全世界で4億ドルを超すヒットを記録した。主演のシャラメを始め、共演には「スパイダーマン」シリーズなどで知られるゼンデイヤや、フローレンス・ピュー、オースティン・バトラーなど豪華キャストが顔を揃えている。監督は前作に引き続き『メッセージ』(17)、『ブレードランナー 2049』(17)のドゥニ・ヴィルヌーヴ。音楽は映画音楽の巨匠ハンス・ジマーが担当する。
解禁された最新予告映像では、迫力あふれる最終決戦とドラマチックなシーンの数々が明らかに。来るべき戦いに備える日々のなかで、なにか大きな力に目覚めようとしているポール・アトレイデス(シャラメ)。そんな彼の前に、ついに姿を現した皇帝と、砂の惑星デューンの新たな支配者として送り込まれた、ハルコンネン男爵の残忍な甥フェイド=ラウサ(バトラー)が立ちはだかる。フェイドの猟奇的かつ確かな強さが伝わる格闘シーンは必見だ。その後、飛び交う戦闘機や銃爆撃、巨大なサンドワームの群れ、その背に乗って突撃する砂漠の民たちの姿など、圧倒的なアクションシーンが絶え間なく映しだされている。そして、「生きてる限り君を愛してる」とチャニ(ゼンデイヤ)に語りかけるポール。しかしチャニは「これ以上彼らに支配されない」と声高に叫び、なにかを決意したように力強く歩きだす。最後にささやくように語られる「覚悟して、大変なことが起こる」という女性の声とその意味や決戦の行方が気になる映像となった。
さらに、シャラメやゼンデイヤほか、新登場キャラクターを含む総勢11人のポスターが解禁。主人公のポール、戦士チャニはもちろん、本作から新たに登場するキャラクターの姿も写しだされている。ポールの母、レディ・ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)の顔にはなにやら不思議な紋様が。また、アトレイデス家の腹心にしてポールの武術指南役を務めたガーニイ・ハレック(ジョシュ・ブローリン)は物憂げな表情を浮かべ、非道な宿敵ハルコンネン男爵(ステラン・スカルスガルド)には哀愁が漂う。そして、男爵の残忍な甥ラッバーン(デイヴ・バウティスタ)はなにかを叫んでいる様子で、ハビエル・バルデム演じる砂漠の民のリーダー・スティルガーは、ポールを“救世主”だと信じ、戦士として受け入れていく。
そして、PART2から新たに登場するのは、バトラー演じるラッバーンの弟フェイド=ラウサ。兄に劣らず冷徹で残忍な性格で、ポールの命を狙う。また、ついにその姿を現すこととなる帝国の支配者、皇帝シャッダム4世を演じるのは、クリストファー・ウォーケン。ピュー演じる皇帝の娘、イルーラン姫の姿も。アトレイデス家の全滅の裏には、ハルコンネン家と共謀を図った皇帝の存在があり、ポールは彼らとどう対峙するのだろうか?また、レア・セドゥ演じるレディ・フェンリングは、ポールの母レディ・ジェシカと同じ、謎めいた女性集団「ベネ・ゲセリット」の1人として登場する。
砂漠を生き抜くポールと、共に戦うチャニら砂漠の民、そしてポールの前に立ちはだかるハルコンネン家と皇帝。それぞれの運命と思惑が交差するなか、全宇宙を巻き込んだ最終決戦がついに幕を開ける。
文/鈴木レイヤ