元夫ガイ・リッチー監督「マドンナは大根じゃない」
8年間の結婚生活を経て2008年にマドンナと離婚したガイ・リッチー監督は、マドンナは女優として正当な評価を受けておらず、もっと演技でも高く評価されるべきだという。
「僕に言わせれば、彼女はいい線いっていると思うよ。いい女優だと言っても差し支えない。彼女の場合、スターとしてのイメージが強過ぎて人々から正しく評価されない」と言う同監督は、“ガイ・リッチーの長い低迷のきっかけとなった”と言われてきたマドンナ主演『スウェプト・アウェイ』(02)を撮ったことも後悔してないらしい。「すべてはアイロニックな意図で作られたもの。僕に言わせれば、非常に興味深い映画だったと思うけどね」と語っている。
新作『シャーロック・ホームズ』の評判が上々で、“完全復帰”とマスコミに騒がれているリッチー監督。元妻を持ち上げる心の余裕も生まれたのかもしれない。【UK在住/ブレイディみかこ】
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