スマートフォンに写る”表と裏”の顔が背後に…『マッチング』メインビジュアル、場面写真がついにお披露目

Netflixオリジナルドラマ「全裸監督」(19)、『ミッドナイトスワン』(20)の内田英治が原作、脚本、監督を務めるサスペンススリラー『マッチング』が2024年2月23日(金・祝)に公開される。このたび、本作のメインビジュアル、場面写真が一挙解禁となった。

マッチングアプリによって増えた“出会い”の裏に仕かけられた恐怖を完全オリジナルで描く本作。主人公のウェディングプランナーとして仕事は充実しながらも恋愛音痴な輪花を土屋太鳳が演じ、輪花とアプリでマッチングする“狂気のストーカー”永山吐夢をSnow Manの佐久間大介、輪花に想いを寄せるマッチングアプリ運営会社のプログラマー、影山剛を金子ノブアキが演じる。杉本哲太、片山萌美、真飛聖、後藤剛範、片岡礼子、斉藤由貴ら実力派キャスト陣が共演。また、主題歌にAimerの「800」が決定している。

今回解禁されたメインビジュアルは、輪花を前に、狂気のストーカーである永山、影山がスマートフォン画面上に“表と裏”の2つの顔のように写しだしたもの。さらに、輪花の横には「ラスト1秒、あなたの愛が反転する」という意味深なキャッチコピーが。愛という形が無いものを象徴するかのようなバグやノイズが混ざったようなデザインが、“出会い”からはじまる新感覚で先の読めないサスペンスを予感させるビジュアルとなっている。

さらに、場面写真も初解禁に。ウェディングプランナーとして働く輪花と同僚の尚美(片山萌美)の姿や、輪花のマッチングアプリのプロフィール写真など、物語の入り口となるアプリに関わる場面のほか、アプリで出会った永山との水族館での初デートシーン、木の陰から薄気味悪い視線を送る永山や、輪花と父の唯島芳樹(杉本哲太)がなにかに警戒している姿など、次第に登場人物が不穏な空気に包まれていく様子が切り取られている。また、輪花の周りで起こるアプリ婚カップルを狙った不可解な連続殺人事件を追う刑事の西山(真飛聖)と堀井(後藤剛範)のバディや、携帯電話を片手に差し迫った表情の輪花、輪花を抱き寄せる影山や、謎に包まれた赤いワンピースを着た車椅子の美知子(片岡礼子)と隣に佇む節子(斉藤由貴)の姿も。

現代社会にも広く普及したマッチングアプリによる“出会い”からどのような恐怖が展開していくのだろうか？いまの時代だからこそ引き込まれる設定とストーリーで贈る本作に期待が高まる。

文/鈴木レイヤ