『インサイド・ヘッド2』公開に先駆け『私ときどきレッサーパンダ』含む3作品が2024年春劇場公開決定!
第88回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した『インサイド・ヘッド』(15)の続編『インサイド・ヘッド2』が、2024年夏に日本公開されるのに先駆けて、劇場未公開のピクサー作品から『私ときどきレッサーパンダ』(21)、『あの夏のルカ』、『ソウルフル・ワールド』(20)の3作品が2024年春に日本で劇場公開されることが決定。3作品の見どころが詰まった予告編も解禁された。
2024年3月15日(金)より公開される『私ときどきレッサーパンダ』は、“自分らしさ”についての前向きなメッセージにあふれた“じぶん解放”エンタテインメント。伝統を重んじる家庭に生まれ、母親の期待に応えようと頑張る真面目なティーンエイジャーの女の子メイは、ある出来事をきっかけに本当の自分を見失い、感情をコントロールできなくなってしまう。悩みを抱えたまま眠りについたメイが翌朝目を覚ますと、彼女はなんとレッサーパンダになっていた。ありのままの自分を受け入れてくれる友人と、メイを愛しているのにその思いが伝わらずに心がすれ違う母親。様々な人との関係を通して、メイはやがて本当の自分を見つける。
続く3月29日(金)から公開される『あの夏のルカ』は、交わることのない“海の世界”と“人間の世界”を舞台にしたのファンタジー・アドベンチャー。平穏な海の世界に暮らすシー・モンスターの少年ルカは、海底に沈む“人間のモノ”に興味津々。人間の世界を知りたい、この世界のすべてを知りたいと思いはじめた無邪気な冒険は、やがて2つの世界に大事件をもたらすことになる。
そして4月12日(金)より公開される『ソウルフル・ワールド』は、人生の素晴らしさに気づかせてくれる、ピクサー史上最も“深い”感動作。生まれる前の魂(ソウル)たちの世界に、何百年も暮らす“こじらせ”ソウル、22番(声:川栄李奈)。自分のやりたいことや好きなことを見つけられず、「人間に生まれたくない」とずっと思っていた。ある日、ニューヨークでジャズ・ピアニストを夢見る音楽教師ジョー(声:浜野謙太)がソウルの世界に迷いこむ。元の世界に戻り夢を叶えたいジョーと彼に協力することになった22番。2人は奇跡の大冒険を繰り広げる。
そして、2024年の夏にはピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』がついに劇場公開となる。世界中に大きな感動を与えた『インサイド・ヘッド』の続編である本作は、思春期を迎えちょっぴり大人になった少女ライリーが主人公。転校した学校にも慣れ、ライリーの頭の中の感情たちヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリは、ライリーが幸せに暮らせるように奮闘する毎日を送っていた。しかしある時、突然大きな“謎の警報”が頭の中に鳴り響く。感情たちが暮らす司令部が壊されてしまうが、そこで新たに現れたのがオレンジ色の感情“シンパイ”だった。
これまで様々な作品で世界中の映画ファンに感動を届けてきたピクサー作品。劇場未公開作品をスクリーンで見て、『インサイド・ヘッド2』の公開に備えよう!
文/スズキヒロシ