ライアン・ゴズリング&エミリー・ブラント『フォールガイ』日本公開決定!製作は87ノース・プロダクションズ
『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(19)、日本の新幹線を舞台に、殺し屋たちのデンジャラスなバトルを描いた『ブレット・トレイン』(22)などのデヴィッド・リーチ監督が、自身が設立した製作集団87ノース・プロダクションズを率いて贈る最新作『フォールガイ』の日本公開が2024年夏に決定した。
本作の主人公は、大けがを負い一線を退いていたスタントマン、コルト・シーバース。ひょんなことからハリウッドの撮影現場に舞い戻ることになったコルトは、そこで監督を務める元カノのジョディ・モレノと再会する。ジョディに未練たっぷりのコルトは、彼女の気を引こうと熱いスタントを連発。そんななか、幾度となく命がけのスタントダブルを請け負うも、過去にあっさりクビを切られた因縁の主役俳優トム・ライダーが突然失踪してしまう。これを機にジョディとの復縁と一流のスタントマンとしてのキャリアの復活を狙うコルトは、トムの行方を追う羽目になるが、思いもよらぬ事件に巻き込まれていく。
スタント技術を詰め込んだ、リアリティあふれるアクション満載の本作は、数々のハリウッドアクション大作で自身もスタントマンとして活躍していたリーチ監督にとって本領発揮の作品。本作は、監督ならではの高いテンションでのぶっ飛びアクションと、ウィットに富んだユーモアが詰め込まれており、「ジョン・ウィック」シリーズや、『ブレット・トレイン』、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』など、これまで数々のメガヒット作品を世に送りだしてきた監督の集大成といっても過言ではない。さらに、リーチ監督とその妻ケリー・マコーミックによって設立された87ノース・プロダクションズは、大胆かつ最先端のアクション映画で知られる、いま最も勢いのある製作スタジオだ。彼らが生みだす容赦ないアクションは、我々の想像を遥かに超えてくる。
スタントマンのコルトを演じるのは、アカデミー賞作品賞ほか多数の賞を受賞した『ラ・ラ・ランド』(17)や、『ブレードランナー 2049』(17)、そして『バービー』(23)のケン役も記憶に新しいライアン・ゴズリング。コメディからドラマ、アクションなど様々なジャンルで活躍し、『バービー』からさらに筋肉を倍増させたライアンが見せる、想像の斜め上をいくド派手なアクションは見応え十分だ。そしてコルトが愛する元カノで、劇中映画の監督を務めるジョディを演じるのは「クワイエット・プレイス」シリーズや『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(14)のエミリー・ブラント。現実世界の危険に身を投じてゆくコルトの物語はもちろん、ジョディとコルトの恋の行方も気になるところだ。そのほか、失踪してしまう世界的アクションスターのトム・ライダーを演じるアーロン・テイラー=ジョンソンや、コルトの撮影仲間であるダンを演じるウィンストン・デュークなど、いま注目のハリウッド俳優たちが集結している。
常に危険と隣り合わせのスタントマン、コルトが巻き込まれる、ハリウッドの罠。はたしてコルトは自らのスタント技術でこの危機を切り抜けることができるのか?元スタントマン監督が生みだす、想像を遥かに超えたリアルで危険度MAXなアクションに期待が高まる!
文/山崎伸子