ヘンリー・カヴィルら豪華ゲストが集結!イエローカーペットが敷かれた『ARGYLLE/アーガイル』ロンドンプレミアは大盛況

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ヘンリー・カヴィルら豪華ゲストが集結!イエローカーペットが敷かれた『ARGYLLE/アーガイル』ロンドンプレミアは大盛況

「キック・アス」や「キングスマン」シリーズのマシュー・ヴォーン監督が放つ痛快なスパイ映画『ARGYLLE/アーガイル』(3月1日公開)のワールドプレミアが、現地時間1月24日にロンドンのレスター・スクエアで開催。ヘンリー・カヴィルブライス・ダラス・ハワードら豪華ゲストが集結し、ファンの黄色い歓声を浴びた。

登壇したのはヘンリー・カヴィル、ブライス・ダラス・ハワード、サム・ロックウェル、ブライアン・クランストン、デュア・リパ、アリアナ・デボーズ、ソフィア・ブテラ、ジョン・シナ、サミュエル・L・ジャクソンにヴォーン監督、監督の妻で製作総指揮のクラウディア・ヴォーンらキャスト、スタッフ陣。

ファンサービスをするヘンリー・カヴィル
ファンサービスをするヘンリー・カヴィル[c]2024 Getty Images

ワールドプレミア会場は、鮮やかなイエローカーペットとアーガイルチェック柄の大型パネル、そして巨大なバックパックの窓から猫のアルフィーが顔をのぞかせるオブジェが配されていた。ゲスト陣は熱気を帯びた会場で精力的にメディアの取材をこなし、大勢のファンとの交流も楽しんでいた様子。

ヴォーン監督は「いまこそ暗い世の中に一筋の陽の光が射すような、ハッピーな気分になる作品を作る時だと思いました。大きなスクリーンで観れば、その世界に没入し、思ってもみなかった世界に行くことができます。そして、ほかの観客と一緒に体験するべきです。意外な展開や、歓声が上がり、息を呑むような瞬間がたくさんあります」と本作に込めた想いと仕上がりへの自信をのぞかせた。

マシュー・ボーン監督&製作総指揮のクラウディア・ボーン
マシュー・ボーン監督&製作総指揮のクラウディア・ボーン[c]2024 Getty Images

さらに日本の取材陣に向けても「日本はすばらしい国です!皆さんが想像している以上に、私は日本から多大な影響を受けました。人生で最高の時を過ごし、これまでで一番美味しい食べ物もいただきました。1つお伝えしたいのは『マナーが人間を作る(Manners Maketh Man)』という言葉がありますが、あれほどマナーがすばらしい国を私はほかに思いつきません。これからもそうあり続けてほしいです。そして『ARGYLLE/アーガイル』をぜひ観に行ってください!」と「キングスマン」の名言にもなぞらえたうれしいメッセージを贈ってくれた。

ヴォーン監督のパートナーであり製作総指揮、さらに衣装制作のサポートも行ったクラウディア・ヴォーンは、アルフィー役を演じた愛猫チップを連れながら「今晩は初のカーペットなんです。以前はすごく愛らしい子だったんだけど、映画スターになってからというもの、激しく駄々をこねるようになりました(笑)」とジョーク交じりに愛猫を紹介。

マシュー・ボーン監督の妻で製作総指揮のクラウディア・ヴォーン
マシュー・ボーン監督の妻で製作総指揮のクラウディア・ヴォーン[c]2024 Getty Images

さらに“テイラー・スウィフトが原作本の著者である”という驚きの説についても「ええ、その噂は知っています。でもそれを知りたければ本作を観ないといけないですよ(笑)。それは真実ではないのだけれど、数々のヒントがすべてつながるから、彼女がそうかもしれないという話はおもしろいし、ファンの皆さんのすばらしい分析ですね。実はテイラー・スウィフトが同じ種類の猫を飼っていて、娘もテイラーに夢中で『同じ猫を飼っていい?』と言われ、サプライズでチップをプレゼントしてくれたんです」と笑いながら、テイラーとの不思議な縁も明かしてくれた。

【写真を見る】鮮やかなイエローカーペットが敷かれた会場で、猫のアルフィーとの再会を喜ぶヘンリー・カヴィル
【写真を見る】鮮やかなイエローカーペットが敷かれた会場で、猫のアルフィーとの再会を喜ぶヘンリー・カヴィル[c]2024 Getty Images

また、劇中と同じバックパックに可愛らしくおさまっているチップとの再会を、カヴィルらキャスト陣も喜び、それぞれがチップとの写真を撮影するという微笑ましい光景も見られた。


物語の中心となるスパイエージェント、アーガイル役を演じたカヴィルは「レスター・スクエアは英国で映画のプレミア上映が行われる歴史的な場所だから、最高の気分です。マシュー・ヴォーンとの仕事はすばらしくて、彼は自分がなにを望んでいるのかをわかっている実直な人だから、常に限界に挑戦しています。そんな作品に参加するのは楽しいです」と充実した表情で語った。

アルフレッド・ソロモン役のサミュエル・L・ジャクソン
アルフレッド・ソロモン役のサミュエル・L・ジャクソン[c]2024 Getty Images

本作でも非常にクレイジーな役柄で映画を盛り上げてくれるサミュエル・L・ジャクソンは「物語の先が読めない。予期せぬ展開の連続で、サプライズやスリル満載、和やかな瞬間だってあるかもしれない。すばらしく作り込まれた、楽しい映画です。(日本の取材陣に気づき)もし皆さんのなかに、脚本を書いている人がいたら、そのなかに僕を登場させ、日本に行かせて!待ちきれないです(笑)」とアピール。

ラグランジ役のデュア・リパ
ラグランジ役のデュア・リパ[c]2024 Getty Images

グラミー賞受賞のUKミュージックのアイコンで、本作では俳優としての存在感も光るデュア・リパは「すばらしい気分です。ここで本作を祝えるのはとてもエキサイティングでうれしいですし、キャスト全員と再会できるのも楽しいです。自分がこんなにすばらしいキャスト陣の一員になれたなんて、まさに夢のよう。マシュー・ヴォーンのアイデアは、本当にあらゆる期待を完全に超えてきます。なにが起こるかわかっていると思っていたのに、脚本を完全に覆すという感じ。それに彼のアドバイスがとても寛大で、どうすれば自分自身からより良い演技を引きだすことができるのか、いろいろな方法を説明してくれました」とご満悦の様子。

ワイアット役のジョン・シナ
ワイアット役のジョン・シナ[c]2024 Getty Images

アーガイルの相棒であり親友ワイアット役を演じたジョン・シナも「日本の皆さん、まずはWWEで長年応援してくれてありがとう。僕が出演する最新作『ARGYLLE/アーガイル』、マシュー・ヴォーン監督の本当にすばらしい作品なので楽しんでもらえたらうれしいです。美しさ、躍動感、スペクタクル、アクション、どんでん返しが世界中の観客を魅了します」と感謝を口にしながら力を込めて本作をアピール。

世界中から数多くのメディアと300人以上のファンが詰めかけ、大盛況だったプレミア。ゲスト陣のコメントを聞いて、約1か月後に近づいた本作の日本上陸に期待がますます高まった。

文/山崎伸子

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