かが屋の加賀「すべての芸人に夢与えられた」と得意げ!『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』ゲスト声優に抜擢

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かが屋の加賀「すべての芸人に夢与えられた」と得意げ!『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』ゲスト声優に抜擢

1月30日、都内のスタジオにて『映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)』(3月1日公開)の公開アフレコイベントが開催され、ゲスト声優を務めた芳根京子、お笑いコンビのかが屋(加賀翔、賀屋壮也)、そしてドラえもんが出席した。

【写真を見る】オリジナルキャラクターであり、世界的な人気を誇る歌姫、ミーナの役を演じる芳根京子
【写真を見る】オリジナルキャラクターであり、世界的な人気を誇る歌姫、ミーナの役を演じる芳根京子

映画第1作目が公開された1980年から43作目を迎える「映画ドラえもん」シリーズ。多くの世代に愛されているなか、藤子・F・不二雄の生誕90周年となる記念すべき年に、本作は公開される。今回のテーマは「音楽」で、地球の危機を救うため繰り広げられるドラえもんとのび太たちの大冒険を描く。

「映画ドラえもん」シリーズ初参加の芳根が演じるのは、本作のオリジナルキャラクターで、世界的な人気を誇る歌姫のミーナ。これまで様々な作品でも声優として活躍してきた芳根だが、今回は初めての公開アフレコとなった。やり終えて感想を問われた芳根は「こんな楽しいと思わなくて(笑)。もっと緊張でガチガチかと思ったんですけど、(かが屋の)お二人にすごく笑わせていただけたんで助かりました!」とニッコリ。

初めて公開アフレコを行った芳根
初めて公開アフレコを行った芳根

一方、1回目のテストでミスをした加賀は、「(セリフのあとに)安心して『ヨシッ』て言っちゃった。テストで良かった~。本当にすみません!」と謝罪。プロデューサーから「照れが入っていたので、魂を込めてお願いします」とダメ出しされた賀屋は、「照れがあるってみんなの前で指摘されたのが普通に恥ずかしかったです」と反省していた。

かが屋も初めての公開アフレコに挑戦
かが屋も初めての公開アフレコに挑戦

また、藤子・F・不二雄生誕90周年記念作品の本作に参加したことについては、「映画をひと足お先に観させていただいたんですけれど、初めに90周年のロゴがバンと出てきたときに、改めて『なんと記念すべきタイミングに参加させていただいているんだ!』と強く感じましたし、本当にたくさんのスタッフさんたちから『楽しみです』『子どもと観に行きます』って毎日のように言われて。こんなに言われるんだ!というくらい。改めて光栄なことだと思います」と芳根。


加賀も「本当に信じられない気持ち。僕らのお客さんで、昔から応援してくれていてお子さまが5、6歳になっている方も結構いるんですけど、『ずっと応援していてよかったです』って言ってもらって。劇場の外で泣きそうになりました。まぁ、すべての芸人に夢を与えられたと思います」と気持ちを語ると、賀屋から「大げさだよ!」と突っ込まれていた。

ちなみに、本作では声優初挑戦にも関わらず、演歌を歌うおじいちゃん、漫才師、路上ライブを行うバンドマンと、幅広い役どころを演じ分けている賀屋は、「バンドマン役は急きょ決まったんですよ」と、ぶっちゃけ。「マイクを付けている状態で『まだ帰りたくないな~。もうちょっとやりたいな~』って言っていたら、『もうひと言どうですか?』って言ってくださって。甘えたら役をいただけました」と、3役ゲットした経緯を説明し、加賀は「役をもう1個もらえたので。デリカシーない友だちがいてくれて助かりましたね。監督は優しいどころじゃない」と振り返っていた。

ドラえもんが直接質問をする場面も!「持ち歩きたいひみつ道具は?」と聞かれ、芳根は「アンキパンを一斤」と回答
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「ドラえもんの世界に生きている~ってうれしかったです」とゲスト声優を務めた感想を語った芳根
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取材・文/平井あゆみ

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