若手映像クリエイターの登竜門「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2024」1月31日より作品公募スタート!
“若手映像クリエイターの登竜門“として知られる「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」の第21回が、7月13日(土)~7月21日(日)の9日間に渡り開催予定となっている。開催に向け本日1月31日から3月1日(金)までの期間、国際コンペティション及び国内コンペティション(長編部門、短編部門)の作品公募が開始された。
世界各国の新鋭監督の作品を対象とする本映画祭。映画界の未来を担う新たな才能の発掘と育成を主な目的に、国際コンペティションは広く世界中から、国内コンペティション(長編部門、短編部門)は、国内作品を対象に、エンタメ性と映画界に新たな風を吹き込む新しい表現の可能性に富んだ作品を募集する。昨年2023年には、102の国と地域から、計1246本の応募があった。
厳正な選考によってノミネートした作品は映画祭期間中に上映され、審査委員会による最終審査を経て最優秀作品賞(グランプリ)をはじめとする各賞が授与される。また、両コンペティションを通じた全ての国内作品を対象に、今後の長編映画制作に可能性を感じた監督には、「SKIPシティアワード」が贈られる。
本映画祭ではこれまで、カンヌ映画祭で3作連続授賞をはたしたトルコの巨匠ヌリ・ビルゲ・ジェイランをはじめ、『シンプル・シモン』(14)のアンドレアス・エーマン監督、『彼の見つめる先に』(18)のダニエル・ヒベイロ監督、『家へ帰ろう』(18)のパブロ・ソラルス監督、『ミッドナイト・トラベラー』(21)のハッサン・ファジリ監督、『ルッツ 海に生きる』(22)のアレックス・カミレーリ監督など、世界各国の新鋭をいち早くジャパン・プレミアで紹介。
さらに国内作品では、『死刑にいたる病』(22)の白石和彌監督、『浅田家!』(20)の中野量太監督、『決戦は日曜日』(22)の坂下雄一郎監督、『王国(あるいはその家について)』(23)の草野なつか監督、『カメラを止めるな!』(18)の上田慎一郎監督、『ある男』(22)の石川慶監督、『さがす』(22)の片山慎三監督、『あつい胸さわぎ』(23)のまつむらしんご監督、『Winny』(23)の松本優作監督らが本映画祭での受賞、ノミネートをきっかけに劇場公開や商業映画デビューへと羽ばたいた。
映画界の未来を切り拓いていく新たな才能の発掘と育成に取り組み続けている本映画祭。今年はどのような作品が誕生するのか期待が高まる!
文/サンクレイオ翼