日本公開は5月10日に!『ボブ・マーリー:ONE LOVE』ライブチケット風のムビチケカードも発売決定
「ロックの殿堂」入りもはたした伝説のミュージシャン、ボブ・マーリーの音楽とメッセージ、知られざる波乱万丈な生涯を描く映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』。本作の日本公開日が5月10日(金)に決定し、あわせて日本版ポスターが解禁となった。
全世界アルバム売上7500万枚以上を売り上げ、歴史的名盤と言われるアルバム「エクソダス」は米タイム誌により「20世紀最高の音楽アルバム (the best music album of the 20th century)」に選出。そのほかにもグラミー賞の特別功労賞生涯業績賞受賞に殿堂賞の複数受賞、"Hollywood Walk of Fame"への殿堂入り、国連平和勲章受賞など数々の偉業を残し、ジャマイカ初の世界的トップスターが生みだした、愛と希望に満ちた音楽はいまもなお世界中の人々に影響を与え続けている。
しかし、白人と黒人のハーフとして生まれた出自や、国内の政情不安と政治家の思惑にも翻弄されてしまう国民的英雄としての苦悩、さらに欧米がすべての中心だった当時の音楽業界において稀有な第三世界出身アーティストとして世界的な成功を収める奇跡のサクセスストーリー、そして妻リタとの絆など、彼の音楽とメッセージの背後にある物語はあまり知られていない。本作では、マーリーが愛した妻のリタ、息子のジギー、娘のセデラがプロデューサーとして参画し、“正真正銘のボブ・マーリー映画”に仕上がった。
監督は第94回アカデミー賞で作品賞をはじめとする6部門でノミネートされ、主演のウィル・スミスが主演男優賞を受賞した『ドリームプラン』(21)を手掛けたレイナルド・マーカス・グリーン。脚本にはグリーンに加え、テレンス・ウィンター、ザック・ベイリンらが参加。そして主人公ボブ・マーリー役には、『あの夜、マイアミで』(20)にてマルコムXを演じ、高い評価を得たキングズリー・ベン=アディル。ボブ・マーリーの妻、リタ・マーリー役には『キャプテン・マーベル』(19)や『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(21)などハリウッド大作映画への出演が続く注目の俳優ラシャーナ・リンチと、実力派キャストが顔を揃える。
日本版本ポスターでは、熱気溢れるスタジアムの大観衆の前で、ボブ・マーリーが右手の拳を突き上げ、左手にマイクを握りしめ、万感の想いで歌う感動的な姿をとらえたもの。「ひとつの愛(ワンラヴ)が、世界を変えた。」のストレートで力強いコピーに、音楽を通じて愛のメッセージを世界中に伝え、音楽の力で世界が良くなると信じ続けた彼の人生、そして「音楽で戦争を止めた」とまで語り継がれている奇跡のストーリーが詰まっている。ボブ・マーリーが生きた激動の時代は当然のことながら、胸のふさがるようなニュースが連日飛び交ういまの世の中にも、唯一無二=オンリーワンの存在であるボブ・マーリーの物語&メッセージが求められ、響き渡り、観る者をあたたかく後押しすることを確信させてくれる仕上がりだ。
さらに、2月23日(金)にはムビチケ前売券(カード、オンライン)が発売開始。ムビチケ前売券(カード)については、豪華ライブチケット仕様版となっており、サイズも通常のムビチケカードより大きく、まさしくLIVEチケットを手にしたときのあのワクワクを感じることができるというぜひ手に入れたい一品となっている。
没後42年経っても世界中の人々をインスパイアしてやまないボブ・マーリーの伝説の生涯と、彼の音楽とメッセージを余すところなく“浴びる”ことのできる、映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』。彼が生んだ音楽と愛を、ぜひ劇場で体感してほしい。
文/サンクレイオ翼