豪華キャスト陣が見どころを語る!『デューン 砂の惑星PART2』3日間の先行上映も決定
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(23)のティモシー・シャラメが主演を務めるSFアクション超大作『デューン 砂の惑星PART2』(3月15日公開)。いよいよ日本公開まで1ヵ月となった本作から、シャラメを始めとする超豪華キャスト陣が映画の見どころを語る特別映像が解禁された。
原作は、壮大な宇宙戦争を描いた「デューン 砂の惑星」。2021年に1作目の映画『DUNE/デューン 砂の惑星』が劇場公開されると、その完璧な映像体験が世界中から絶賛され、全世界で4億ドルを超す大ヒットを記録。第94回アカデミー賞では最多6部門を受賞した。
砂の惑星デューンを舞台に、100年間続くアトレイデス家とハルコンネン家の壮絶な戦いを描く本作。最新作ではハルコンネン家の策略により一族全員を殺され、唯一生き残ったアトレイデス家の後継者ポール(シャラメ)の復讐がついに幕を開ける。監督は前作に引き続き『メッセージ』(17)、『ブレードランナー 2049』(17)のドゥニ・ヴィルヌーヴ、音楽は映画音楽の巨匠ハンス・ジマーが担当し、全編IMAX撮影という脅威のスケールで放つ、SFアクション超大作となった。
解禁された映像に登場するのは、主人公ポール役のシャラメ、ポールと恋に落ちる砂漠の民チャニ役のゼンデイヤ、ポールの命を狙う新たな狂敵フェイド=ラウサ役のオースティン・バトラー、皇帝の娘イルーラン役のフローレンス・ピュー、砂漠の民のリーダー・スティルガー役のハビエル・バルデム、因縁の宿敵ハルコンネン男爵役のステラン・スカルスガルド、ポールの武術指南役ガーニイ・ハレック役のジョシュ・ブローリンの7人だ。
『デューン 砂の惑星PART2』では、前作の物語を引き継ぎつつ、見事なビジュアルや大迫力のアクションシーンに加え、新たな登場人物、全宇宙を巻き込む最終決戦、そして力強く感動的なラブストーリーでそのスケールを拡大。ポールの過酷な戦いを通し観客がまったく新しい体験ができる、豊かで深い物語へと昇華させている。映像のなかでシャラメは、「ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が贈る人類未踏の惑星体験を、ぜひ映画館で観ていただけると嬉しいです」と、信頼するドゥニ監督の名前を出しながらファンにメッセージを贈っている。ゼンデイヤもまた、『デューン』の世界に「みなさんが戻って来るのが待ちきれないです」と笑顔を見せる。
前作からのキャストやキャラクターが続投するなかで、新たな脅威として抜群の存在感を見せているのが、バトラー演じるフェイド=ラウサだ。映像では、バトラー自らフェイドを「最狂の敵」と称し、PART1でポールたちを恐怖に陥れたハルコンネン男爵役のスカルスガルドも「ハルコンネン男爵より最悪な男」と、そのヴィランっぷりに太鼓判を押す。映画本編では、ポールとフェイドによる迫力満点の決闘シーンも見逃せないポイントの一つだ。さらに「ポールの旅は、あなたを砂漠のより深くへと誘います」と語るのは、ガーニイ役のブローリン。前作では戦いのなかでポールと離れ離れになってしまったガーニイだったが、最新作で思わぬ形で再会をはたすことになる。
「そして彼の心のさらに奥深くへと入っていきます」と語るのは、これまでに謎に包まれていた“皇帝”の娘であるイルーラン役として新たに登場するピュー。ポールのアトレイデス家が全滅した裏には、ハルコンネン家と共謀を図った皇帝の存在があり、果たしてイルーランがポールとどう対峙していくのか、その動向にも注目が集まる。
「ポールの覚醒を『デューン 砂の惑星PART2』で目撃してください」と語るのは、砂漠の民のスティルガー役のバルデム。前作でポールと出会ったころはまだ彼に対し懐疑的な態度を取っていたが、最新作ではともに砂漠で生きるうちにポールを“救世主”と信じ支えていくようになる。なにか大きな力に目覚めようとしているポールが、いかに救世主として覚醒していくのかにも期待が高まる。
そんな全世界待望の『デューン 砂の惑星PART2』が3月15日(金)の日本公開に先駆けて、3月8日(金)、9日(土)、10(日)の3日間限定で先行上映されることも決定。上映はIMAX、Dolby Cinemaの合計60館にて実施される。最高の“惑星体験”をいち早く堪能できるチャンスをお見逃しなく!
文/山崎伸子