真田広之「ついにこの日が来た」ハリウッド連ドラ初主演作「SHOGUN 将軍」のお披露目に感無量!

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真田広之「ついにこの日が来た」ハリウッド連ドラ初主演作「SHOGUN 将軍」のお披露目に感無量!

真田広之が主演とプロデューサーを兼任した、ハリウッド発の戦国ドラマシリーズ「将軍 SHOGUN」(2月27日よりディズニープラス「スター」にて独占配信)。本作のUSプレミアがロサンゼルスのアカデミーミュージアムにて開催され、真田を筆頭にコズモ・ジャーヴィス、アンナ・サワイ、浅野忠信、平岳大、西岡徳馬らキャスト陣とプロデューサーのジャスティン・マークスら制作陣が登場した。

ジェームズ・クラベルの歴史小説「将軍」を原作にした本作の舞台は、関ヶ原の戦い前夜。戦国最強の武将である虎永(真田)に敵の包囲網が迫るなか、彼の領地に英国人航海士のジョン・ブラックソーン(後の按針/ジャーヴィス)が漂着。虎永は語学に堪能でキリスト教を信仰する戸田鞠子(サワイ)に通訳を命じ、按針を利用して窮地を脱する。やがて按針から世界を見聞きし、幾度も命を救われることで侍の地位を取り立てる。そんななか、五代老の脅威が迫り、絶体絶命へと追い詰められることに。

『ラスト サムライ』(03)から『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)、『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(23)に至るまで様々なハリウッド映画に出演してきた真田は、今作がハリウッド製作の連続ドラマ初主演。自らプロデューサーも務めた渾身の一作のお披露目に「ついにこの日が来たなと思います」と感無量の表情を浮かべ、「関わり始めてから7、8年。やっと世界に発信できる喜びと、世界や日本でどう受け入れられるのか不安もありつつ、東西の壁を乗り越えて作り上げた作品を是非一人でも多くの人に見ていただきたいです」とコメント。

そして「新しくこの小説を映像化することにあたって、どうすればいまの観客に受け入れられるのかなというところから始まりました。歴史上の人物や出来事にインスパイアされた小説ではありますが、やはりフィクションのエンタテインメントなので、いかにそのストーリーやキャラクターに入り込んでいただくか。いかにオーセンティックに集中できるものを作れるかということを大事にしたい。そういう想いから始まりました」と述懐。「日本人の役にすべて日本人の俳優を呼ぶことができたのはハリウッドでは画期的。これが大きな布石になればいいと希望を抱いています」と語った。

一方、虎永の家臣である樫木薮重を演じた浅野は「ものすごく信頼できる先輩なので、真田さんがいてくださったのは大きかったです」と真田への絶大な信頼感をあらわにし、戸田広松役の西岡は「やっとハリウッドで日本の武士道スピリッツが描かれたちゃんとしたものができたなと思います。迫力も満載ですし、ワクワクするようなドラマになっています」と太鼓判。またサワイは「アクションや戦いなどが壮大に描かれていますが、個人的には人間ドラマが一番響いている」とドラマ性の高さについてもアピールした。

最後に真田は、配信を待ち望む日本のファンに向け、「東西の壁をとっぱらって、スタッフやキャストが一丸となって作りあげた作品です。日本の時代劇ファンの方に納得してもらえるものを作りたいというのが原点でしたので、少しでも多くの方に見ていただき評価をしていただいて、この東西融合チームが築き上げたチームワークやドラマの背景にあるメッセージを感じ取っていただければうれしいなと思います。ぜひご覧いただければありがたいです」と呼びかけた。


2月19日(月)と2月20日(火)にはキャスト、プロデューサーが登壇する来日イベントがオンライン中継されることも決定している「SHOGUN 将軍」。全10話で展開する本作は、初回2話配信で、その後毎週1話ずつ配信される(最終話は4月23日配信予定)。圧巻の戦国スペクタクルを、是非とも最後まで見届けてほしい!


文/久保田 和馬

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